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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨日は、4年間働き続けて初めて自分の意志で休みました。

 今までは病欠さえしたことがありませんでした。38度くらいなら何とか会社まで行って、やれるだけやり通して、帰ってきて(新型インフルエンザが流行しだしてからは、おかげさまでそのような高熱に苦しめられることもないので、そういうことはありませんが)。

 というのは、「明日休みます」というのを言うのが嫌だから。

 それでもあえて休みますと言ったのは、そんな私の意思を超えるような使命感に燃えたから。

 おれが会社を休んででも、これを果たさなければならない! と発起したから。

 ……まあ、結局それは私の早とちりと言うか、結果的には休まなくてもいいタイミングで休んでしまったのですが……。


 仕方がないので徹底的に誰かのために生きる日にしようと思い、実際にそうしました。

 で、夜は弟者が行きたいというので盛岡八幡宮の例大祭へ。

 あいにくの雨降りで、傘を差しながら人ごみを移動すると言うきわめて劣悪な状況ではありましたが、それなりに飲み、食い、ついでに遊びもこなして。

 弟者はおもちゃの魚を釣り上げるゲームで、すごく欲しかったおもちゃを手に入れ、ご満悦のようでしたし(今までのあらゆるプライズで最高のものだったらしい)、まあ、よかったのかなと。


 今日は帰り道で、ちょうどすべてのパレードを終えて車庫? に入る山車を見ました。

 大きな太鼓の重低温、小さな太鼓のリズム、笛の音、鐘の音。掛け声。

 キラキラとライトアップされた山車の上のオブジェは、城下町の町内会だからなのか、南部信直公が馬にまたがったお姿でした。皆さんの半纏の背中にも家紋の対い鶴があしらわれていましたしね。


 ああ、これで終わりなんだな。

 すべての役目を終えて再び車庫に入る山車を見送りながら、そんな風に思いました。

 寂しい気持ちはあんまりありませんでした。むしろ、最後にきちんとした形でけじめをつけることが出来て、よかったなと。

 これで夏はおしまい。あとは秋が来て、冬が来る。

 そんな感じでした。……と言うわけでこのブログも、今日から秋の気分でお送りしたいと思います。何がどうなるかっていうと、そういうわけでもないんですけどね。

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