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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今回はアニメでもゲームでもなく漫画なのですが……例によって毎日jpの記事より。

 はじめの1巻:「あまんちゅ!」(マッグガーデン) 海と少女のほのぼのストーリー

 これは天野こずえさんのマンガです。そして天野こずえさんといえば「ARIA」であって、これはもう犬神の「こころの漫画」のひとつに数えてしまうくらい大好きなのです。

 最初はGyaoでアニメ版の紹介を見た時。当初はよくある、見た目は可愛いけど中身はスカスカのアニメだと思って、しばらく見ない振りをしていたのですが……どうも気になる。そこでコミック版を買って自分にプレッシャーをかけ、いつだったか岩泉竜泉洞の食堂でご飯を待っている時に読んだら……

 ……こう、なんか……

 こちらが少しも意識することなく、するりとその世界に入り込むことが出来ちゃったんですよね。逆に突っ張るところがなくて、なんだか不安な気持ちになってしまうぐらい。

 「こんなにふんわかしていて、いいのかな?」って。

 それが『グランドフィナーレ』を迎えてしまったのが、昨年の3月だったでしょうか。言いようのない空虚さに襲われ、それ以来(最終回を読むのが怖くて)コミックスを手に取れなくなってしまったほど。


 で、新連載が始まったのは知っていたのですが、あえて読んでいませんでした。

 読めば確実に、ふんわかしてしまうだろうからです。


 毎日、戦う気持ちで職場に臨み、そのせいで何とかやりすごしている犬神ゆえ、下手にふんわかしてしまうと、余計につらくなってしまう気がして。


 ただ、いずれタイミングを見て手に入れ、さらに慎重にタイミングを見極めた上で、読まなきゃいかんのだろうとは、思っています。また「ARIA」の時のような切なさを感じる前に。

 なんだか妙にまじめに書きましたが、「ARIA」とか、天野こずえさんに関しては、どこまでもまじめなのです。そうじゃないとイカンのです。

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