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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
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 昨日の続きです。

 私が小学生の頃は、東宝と東映がそれぞれ大きなひとつの独立した建物として存在した……とは昨日書いた通りですが、何せ建物がまるごと映画館ですから、外の壁には巨大なポスターがドーンと掲げられていて、東映まんがまつりだのがやっている時期はすごく楽しみでした。

 それから、これは映画館通りからちょっと離れたところにあったのですが、「SY内丸」という名前の建物もありました。今ちょっと調べると、どうやら今の『ピカデリー』『ルミエール』を経営しているところと同じ会社で運営していたものみたいだったのですね。

 そして最終日は1996年5月、上映タイトルは『サウンド・オブ・ミュージック』……いったん閉館したピカデリーも、最後のタイトルはコレでした。


 自分としてはもっともっと昔になくなったもんだと勝手に思っていたのですが、それというのも『そこに映画館がある』ことは知っていたものの、実際に行ったことは一度もないから。当時の犬神は東宝か東映しか行ったことなく、その回数だって年1回程度(ドラえもんの新作映画を見に行くこと)。

 大学の頃はオーケンさんの本を読んで影響されたこともあり、実際に足を運ばないにしても暇さえあれば今どんな映画を上映しているのかこまめにチェックするようになったものの、当時は中学生。名画座みたいなのがあればともかく、封切館にちょくちょく通うほど裕福な少年ではありませんでした(金銭的にも、精神的にも!?)。

 
 今はDVDだの、レンタルビデオだの、金曜ロードショーだのと、わざわざ街中まで出て1800円も払って見なくても、映像を見る方法はいくらでもありますが(『金曜ロードショー』は「今は」じゃないか)、映画館に行って見るたびに、やはりテレビとは決定的に違う雰囲気があるのに気づかされます。

 そして、「また何かあったら見に来たい」と思いつつ日常の世界に戻っていくのですね。

 そんな体験を、もっともっとしたいから。やっぱり積極的に映画を見に行こうと思います。

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