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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
明治時代から「ざんぎり頭を叩いてみれば、文明開化の音がする」などと申しまして、髪型をかえるということはその人のスタイルを変えるということである、なんてことは私が言うまでもないことですが、要するに今日は床屋に行ってきたということです。

女性であれば髪を切る時は失恋した時とかでしょうが(※)男子たるもの、あまりボサボサした頭では格好がつかない、つっていつも行っている床屋に行き、あいまいに指示を出して切ってもらったわけですが、「ここをこーいう風にして、あと後ろのほうをウエーブをかけて……」とか何とかと詳しく注文できる人というのは、ある意味すごいなと思います。

服とかもそうなんですが、私ときたらあまりそういったものに頓着しない性格のため、ある程度はその職人のセンスに任せているので、出来上がりはその都度微妙に違います。違いますが、「これでいいですか?」と言われた時、よかろうとそうでなかろうと「あ、いいです」と言っています。少なくとも、自分がかっこいいと思わないような刈り方を床屋もするわけないでしょうし、実際それなりにいい出来だったりするからです。


で、今回散髪をしたのは、もうひとつは髪を切ることで、気持ちもいくらか変わるかな、と思ったからです。あの手この手を試してこの暗澹たる気持ちを払拭しようと努力しているわけですが、今日は髪を切って気分を変えよう、とまるで女子のような(※)思想ですね。

とはいえ、冒頭にも申し上げたように髪型はその人の生き方をも左右するわけであり、心はどっちかと言うと半髪頭(要は「チョンマゲ」)で因循姑息って言うか江戸時代好きなところもありますが、ここはひとつ御一新、いくらか心を開化させて、生きていかなきゃならんなと思いました。

(※)
小生、何分にも女性についてあまりにも知識がなく、そういったイメージがいまだにしみついているので、ご了承ください。どうやら髪は切ったものの、この因循姑息なところは当面直らないかもしれません。

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