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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨日は残業。

 とりあえず時間どおり帰れる日はそうしたいのですが、懇意にしている上司にお願いされる(というか、気が付くと仕事をぶん投げて来ている)と断りきれないのが犬神。

 とりあえず最初にもらった仕事を終えて報告しに行くと、
 
 「じゃ、ついでにコレもやってけ」

 ……こ~の~野郎と、高田総統ばりにムクムクと反発する気持ちが湧き上がってきたのですが、そんな私を戒めたのは山本小鉄さんの言葉。以前に読んだ「人生大学 プロレス学部」でも同じようなエピソードがあったはず。断ったって別にいいのでしょうが、せっかく放ってくれたチャンスを逃すわけには行かない、とばかりに地道に仕事をこなし、帰って来ました。

 
 もっとも、断りきれない理由は、強制力の問題ではなくて心情的な問題。

 3年と少し前、前の派遣先でほとんどポンコツ状態だった犬神を拾い上げ、それなりに仕事ができるように立て直してくれた義理があるのです。

 この人がいなかったら、今の私はない。だから、この人のためなら。

 そんな気になるのです。


 ここしばらくは、「定時に帰るのが当たり前」だったので、おのずと「残業なんてめんどくさい」という気持ちになっていたのですが、ちょっと見方を変えれば残業とは「チャンスをもらえる」ということ。つらいけどがんばろう、大変だけどがんばろう、ではなくて。

 芦原英幸先生の「サバキ」ではありませんが、くるりと回ればステップも軽くなり、意外と大変でもないかもしれません。うん、そんな感じで。

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