忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
拳で地震を止められると信じて疑わない強烈なエゴイズムを持っているのであれば別ですが、それほどでもない時、自分がすごく不安定なものに感じることがあるのではないでしょうか。おれ(私)って何なんだろう、って。

んー、そういう時は、心を落ち着けて考えてみれば、はっ、アイデンティティだなんて小せぇちいせぇ、と石川五右衛門張りに啖呵を切ってお寺の門の上に立ち、ベランダかなんかから「絶景かな、絶景かな」と言いたくなろうかと思います。ただし本当にそうやって何かあっても責任は一切負いません。

ただ、往々にして実際にそうやって心が不安定な時は、急に落ち着かせようったって無理なものであって、一歩進んで、「どうやって心を落ち着かせるのか」ということについて考えてみると、自分を外から眺めることを私はおすすめします。

自分をふたつに分けて、目の前に置いて、じっくり眺めてみる。そうすると、自分の中にある時は感情が邪魔してうまく見えなかった言葉、理屈、自分がいったい何を考えているのかというのが見えてくるわけで、そうすると自分が考えていたことがくだらないことだったり、つまらないことだったり、仕方ないことだったりするわけで……。

でもって、気持ちの整理がつくと、それまで絶望の只中、迷妄のさなかにいた自分の気持ちがすっきりするんだろうな、という風に私は思います。


もちろん、本気で精神を病んだ場合は医師の処方を仰ぐのが最善の手段であることは言うまでもありません。ダメだと思ったらロープを買ったり高層ビルの屋上に立つ前に、心療内科の予約を入れることをおすすめします。それからでも遅くはありませんから。

また、「自分はそんなことができるくらい冷静にはなれない」ということであれば、無理にそんなことをする必要はありません。落ち着かないと疲れますが、無理をすればかえって疲れますから、何事もゆっくりと、急がずに行くことが肝要です。


今日はいくらか冷静に、ほどほどに落ち着いて、まずまず理屈がつむげたので、それっぽいことを書きました。ちょっといい話。なんて、何かの糧になれば幸いです。ならなくてもいいですけど。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック