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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 アニメが足りない今の私が、とことんアニメを追いかけてみる。……というのはカクトウログさんの『週刊前田日明』の謳い文句の改変ですが(すごく気に入っているので、使わせていただきました)、日常でそれほど積極的に見るわけではないアニメと言うものを多少なりとも取り入れた方が精神的にもよかろう、と思い、『ウルトラヴァイオレット コード044』というものを借りて来て見ました。

 これは、ミラ・ジョヴォヴィッチがやっている実写版の方を『ポスターだけ』見たことがありました。そういうわけだから、どんな話なのか、さっぱりわからない。何か、剣を持った女性(女の子ではなく)が未来世界で何かをするアニメなのだろう、と言うくらいの気持ちで見たのですね。

 果たしてその内容は、世の中に氾濫するナニナニ萌えの作品とは別次元のSFアクション・アニメとなっていました。とにかくアニメの世界がしっかりしていて、つかの間たりとも飽きさせない。ものすごくカッコイイのです。

 本来であれば背筋に冷たいものを感じるようなごくありふれた美少女アニメでも見て居住まいを正し、そのあと「人間 大山倍達」や「酔拳」を見て武道・武術・格闘技的な強い気持ちを涵養すべしと思っていたところなのですが、こちらは割と隙のない作品。左にかわせば左に、右にかわせば右にパンチが飛んでくるような気の抜けない45分はあっという間に過ぎてしまいました。


 監督の出崎統さんは、私の中では『ゴルゴ13』の監督と言うイメージ。後で調べてみたら『コブラ』『ブラックジャック』にもかかわっていたんですね。あとは『とっとこハム太郎』も。

 「とりあえず」だったので1巻しか借りてきてませんが、これだったら2巻も早く借りてきたいな。


 ……あとは、美少女ゲームの劇場版アニメも撮られているそうですね。例によって、原作をかなりアレンジして撮影されたそうですが、原作を知らず、またその手のゲームが大苦手の犬神としては逆に『だったら、見てみようかな』と言う気持ちになったのも事実。

 「原作どおりがいいなら、原作をやれ」

 けだし名言である、と思います。

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