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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今朝、シュシュトリアンを見たのでそれっぽく言ってみます。

 古人いわく「やってみせ、言って聞かせてさせて見せ、ほめてやらねば人は動かじ」。古人というか、山本五十六長官が言っていたことです。

 けだし名言であると思います。ただ、今日わざわざこんな言葉を引っ張ってきたのは、この言葉を聞いて感動したからというよりは、自分で感じ取ったことを一番ズバッと簡単な言葉で言い表してくれているのがこれだから、です。


 弟者の通知表を見せてもらったところ、2学期は「4」と「3」があったのが、3学期はオール「3」。まあ平均的だから悪くはないんじゃねえの、そもそもこの不肖の兄は「2」と「3」ばっかりだったしー。……などと思っていたのですが、私の両親はどうもそうではなく、その影響なのか突然「勉強しろ」「1日3時間」などと言い出す始末。

 元々遊びほうけている弟者がそんな言葉にいきなり順応できるはずもなく、話し合いは平行線をたどるばかり。

 従来であれば、まあ「関係ないや」と思ってそっぽを向いているのですが、どうにもうるさいし……正直なところ、いきなり3時間も勉強しろなんて無理に決まってらぁ、という気がしたのですね。とはいえこのまま遊びまくっていたらこの不肖のバカ兄貴と同じ目に遭うのは必至。私の場合もののはずみで何とか高校に進学はしたものの、同じように行くかどうか……というかそんなリスキーなことをせずに、安定して入学してもらいたい……ので、

 「おれもやるから、お前もやれ」

 ということで、10数年ぶりに教科書を読み、そして数式を解きました。

 2(3x-y)+(5x-3y)

 みたいな数式を、あーでもない、こーでもないと言いながら向き合い、やっと1問解く。スッカラカンに忘れていたものの、「忘れていた」だけであって、確かに習った記憶があります。

 というよりも、昔よりもちゃんと考えられるようになってきた気がします。

 1→2→3→4・・・で、結論はxです。って、きちんと順序良く考えられるようになったということ。当時は1→3→8とかって、どこかで思考がワープしてしまって、トンデモナイ結論になっては数学の先生にバカタレ! と言われていたのですね。


 私がかつて「図説 帝国陸軍」で読んで感動したアッツ島守備隊長・山崎大佐も、最後の戦いの時には自ら陣頭に立って突撃されたと言いますし、やはり背中を見せて背中で語るというのが、理想です。私の場合背中どころか、弟者より3~4歩遅れてヒーヒー言いながら走っている状況ですが、とにかくあと1年。できる限り、一緒にがんばっていきたいと思います。

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