忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 すでに3冊ほどたまっている「週刊少年チャンピオン」を、空き時間を見て、読みました。

 何となく読んでいる『クローズZERO』、元々好きでよく読んでいる『ナンバデッドエンド』『クローバー』、リラックスして読む『侵略イカ娘』『元祖!浦安鉄筋家族』、1ページ1ページを3~5秒くらい掛けてじっくり読む『範馬刃牙』・・・。ウン、やはり面白い。

 『クローズ』は私の兄者が完全版をある日全巻まとめて買ってきて、それを私が起居する部屋にドドンと平積みにしていったものがあるのですが、こちらを読まずいきなり外伝的なこれを読んでいるところです。

 まあ、何か『武装戦線』ってのがあるのは知っています。逆に言うと、そのくらい。それ以上詳しく知りたいとはあんまり思わないのです。


 じゃあ、そういう、ヤンキー系というか不良な人間が嫌いなのかといえば、そういうわけではない。高校生のころはヤングキングという、それっぽい人たち御用達のマンガを買ったこともあります(どちらかというと『サライ』が表紙だから買ったのですが)。ケンカが強いってかっこいい! と言う気持ちはありますし、その理論で行けば『クローズ』も好きになるはずなのですが……。

 ……要するに、好きでも嫌いでもなく『興味が湧かない』。『あまりカッコイイと思わない』。そういうことなのかな、と言う気がします。冷静に。

 
 そこから一歩踏み込んで、「どうしてそうなのか」と言えば、「もっと強い人が現実の世界にいるから」です。そういう人たちの話を知れば知るほど、どこの高校の誰々が強いとか、たとえフィクションの世界とはいえそういうのがなんだか「狭いなぁ」という感じがするのです。

 大山倍達、芦原英幸、それに『激闘達人列伝』『格闘士列伝』にて紹介されている人たち。匿名掲示板で無責任な書き込みをする輩のような中途半端な気持ちで向き合うとポッと殺されてしまいそうなくらい危険な人たちばかりで、それゆえ何よりもこころ惹かれてやまないのです。

 前田日明氏が主催する、不良たちの格闘技イベント『アウトサイダー』も、そういう理由であまり興味が湧きません。興行としても上々なようですし、更生のきっかけを与えるという主催者の思惑というか気持ちも大変に結構なことだとは思います。さらに言えばアマチュアとはいえ並々ならぬ世界でそれなり以上の名を売ってきた人たちだけに、『腕っ節』は相当なものであろうとは思うのですが……。

 無責任な野次馬、ひとりの最強を『知りたい』人間としては、感情を揺さぶられるところがない。たぶん、これが結論。小難しいことじゃなくて、シンプルに、あまりかっこいいと思わない。それだけ。


 『ナンバ』『クローバー』が面白いと思うのは、つまり『強いだけじゃない』からなんだと思います。強いだけじゃダメ! ってことですね。わかってるのか、アー!?(黒のカリスマの声で)

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック