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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 本来であれば明日のK-1MAXについて書きたかったのですが、予定を変更してお送りしたいと思います。


 実は私はグレート・サスケさんと握手をしたことがあります。

 その時は確か県議会選挙の選挙活動中だったから、コスチュームではなくてスーツ姿。で、街のメインストリートで街頭演説中だったのですね。

 普段であれば、そういった有名人を見かけても遠巻きに見て立ち去るのですが、社会人になってそれなりに度胸も身につけていた犬神。……といっても他の人が握手してもらっているのを見て、「そういうことをしてもいいのかな」と思って近づいただけなのですが……ともかく一言、「がんばってください」と言って握手してもらいました。

 
 プロレスというのが遠いどこかで繰り広げられているものだと思っていた時代に、サスケさんが「みちのくプロレス」というものを旗揚げした時の興奮は、今でもよく覚えています。当時はルチャ・リブレという言葉を知らず、ヘビー級の選手が大技を繰り広げるのがプロレスというものだと思っていただけに、サスケさんを中心とする飛び技系の応酬はすごく新鮮でした。

 実際にライブで見に行ったことも、当然あります。当時はまだ佐藤兄弟が落武者みたいな今のヘアースタイルじゃなくて(笑)。その日のメーンイベントは、サスケもいなかったので気仙沼二郎さんとスペル・デルフィンだったと思います。気仙さんが必殺技「気仙沼落とし」(いわゆるキン肉バスター)を繰り出して決まりかと思ったら、レフェリーと結託したルード(悪役)のデルフィンが逆転、理不尽な裁定に観客と乱闘寸前まで行ったことをよく覚えています。会場が狭くて、ほとんど全席リングサイドみたいな感じだったから、かなりドキドキものでした。


 いち地方の小規模プロレス団体から、天下の新日本と交流戦ができるところまで盛り上がったみちのくプロレスの立役者グレート・サスケ。そのサスケさんがよりによって「容疑者」呼ばわりでテレビに出てしまったことは、相当ショックでした。これが前田日明とかなら全然驚かなかったのですが。

 この件に関してスポーツナビの記事によれば、猪木・初代タイガーは同情的なコメントとのこと。

 猪木「写真を撮られる側の立場もある。ルールがあっていい」
 初代タイガーマスク「すごく悪いことをしたわけではないと思うが、謝った方がいい」

 一方でみちプロの後輩である4代目タイガーマスクは、「マスクをつけて歩いていたら誰だって撮りたくなる。プロレス界が低迷しているときにこういう事件を起こすことがマイナス。いい大人なんだから常識をわきまえないと。しっかりして欲しい」と苦言。至極もっともなコメントじゃねえかコラ!(笑)

 この件に関しては、何だか犬神も複雑な思いです。本当に蹴ったかどうかはわかりませんが、胸ぐらをつかむ前にきちんと諭してあげればよかったのに、と思わなくもありません。素人に手を出すのは、プロレスラーとしてあまりよくないんじゃないのかなと。


 ……ということを思っていたら、サスケさんめでたく処分保留で釈放。会見では「ドンドン撮ってください」とアピール。動機? については「肖像権と著作権の侵害に対し、正義感と倫理観が暴走してしまいました」ということで、やはり無断で写真を撮るのはイカンのです。ここは痛み分けということでケリでしょう。そしていくら「撮ってください」とはいっても、やはり断ってから撮りましょう。最近はよくワカラナイ役柄をやっているようですが、とにかく今後も犬神はサスケさんを応援しております。

 ☆ ☆ ☆
 
 一応、K-1のことも少し触れます。プロレスほど興味はないので、少しだけ。

 この際好きか嫌いかで言わせていただくと、ああいうのは大嫌いなんです。だからHAYATO選手にはぜひともがんばっていただきたいところ。イメージを「売る」のがあの人たちの仕事だから、そういうので売る対戦相手もいていいとは思いますが、私はとりあえず嫌い。というかそのベースになっている匿名掲示板が大嫌い。だから完膚なきまでに叩きのめしてほしいという気持ちです。

 あとは、エリートサラリーマンvs不良(ただし実家の石材店手伝い、5児の父親)の異色マッチ。経歴も努力もあるから、これは純粋にどっちが勝っても面白い。だからどちらに肩入れするつもりもありませんが、とりあえず結果だけ知りたい。結果だけわかればいい。試合内容かなんてどうでもいいから。

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