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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨日の続きです。

 今の中高生諸君がどうなのかは知りませんが、私の場合はほとんど無節操と言ってもいいくらいアニメ・マンガの美少女キャラに惚れまくっていました。好きになっても好きになっても満足しない暴走機関車のごとき野郎でありました。

 今のように「声優」というものにこだわるようになったのも、この頃に基礎を作ってしまったからだと思います。……といって別に声優さん自身がアイドルのように扱われるのをヨシとするわけではなく、ただただ素直に「この人の声がいい」とか、「この人の声が好き」とか、そういう考え方をするようになった、ということですが。

 
 そういうことで声優さんのCDを買うということはめったにないのですが(新居昭乃さんは「声優」というか「アニメ専門の歌手」というイメージ)、昨日は「うる星やつら」のLPのほかに中川亜紀子さんという方のCDを買ってしまいました。はい、純声優です。

 ただ、アニメでこの人の声を聞いたことがないのですね。……じゃあどうしてかと言えば、今から10年以上前に買った「デスクトップのメイドさん」なるソフトで、メイファンという女の子の声をアテていたのがこの中川さんだったのですね。

 対して金銭的に余裕のない高校生のころに、近くのPC店にダッシュしたあの日の記憶は今でも割と残っています。今でこそ「メイドさん」などという不思議な敬語に嫌悪感を持ち、こういった話題でもなければその単語自体、発したくないのですが、その頃はその頃。即日インストールして毎日毎日毎日毎日声を聞きまくりました。

 27歳になった現在でも、捨てられずに部屋の隅っこに安置しているところなのですが、いまさらどうしてその声優さんのCDを買ったのか? というと、結局は先に述べたように、メイファンの声以外を聞いたことがないからです。後は最近は、結構軟化して来て、昔は見ない振りをしていた流行音楽とかもよく聞くようになったからとかというのも、あるかもしれません。……半額セールの棚にあったから、というのが最大のきっかけだったと言うのも、正直に申し上げておきましょう。

 で、今、1stアルバムの方を聴いているのですが、なるほどこれは……うん、メイファンではなくて中川亜紀子さん自身ですね。いいかどうかはまだ1回目なのでよくわかりません。とりあえずメイファンのイメージを自ら壊して、それからどうなのか考えることにします。

 
 見ない振りをして駆け抜けてきた10代の頃の、いろいろなもの。ただ、27歳の今の考え方とか行動方針とかを掘り下げてみると、結構その頃に触れたものが原点にあることに気づきます。そうすると、間違ってたとか恥ずかしいとかと否定してみてもそこに足が着いているのだし、結局はそこに戻ってきてしまう。そんな感じです。

 だから、とりあえず自分の原点をもう一度見つめなおす。その上で理想の自分を組み立てていく。なんて、大げさなことを言う年齢じゃないですし(理想があるなら、本来はもうそれをかなえている年齢のはず)、それこそ恥ずかしい話です。

 ……まあ、ゴチャゴチャ難しく考えてしまいましたが、大体言いたいことはそんなもんです。最近こういうことを色々考えるようになったのですが、27歳の割にちょっとフケてますね。こんなことじゃいかん。ここはひとつ、結構な年齢なのに青春とか熱き拳とか言っているプロレスラー・小橋建太さんに学ばねば!?(笑)

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