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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今年、もっとも注目したスポーツというとやっぱり・・・

 『プロレス』。えっ? 

 
 確かに年間を通して注目し続けたわけではないのですが、それでも振り返ればプロレスのことばかりが頭に浮かびます。あとは『空手バカ一代』の影響で、空手にも興味を持ちました。ちょうどそのころ、マス大山氏や芦原英幸先生の著書も何冊か読む機会があり、いわゆる格闘技というものからこちらに興味が移ってしまいました。

 こないだ飲み会のときに、「プロレスはショーなのか真剣勝負なのか」といった話が、チラッと出てすぐに消えました。私自身もあまり乗りませんでした。大してプロレスが好きでもない人は、やっぱりそういうところなのかな、と思ったからです。

 もちろん私自身、ショーだからとか真剣勝負だからとか、そういった部分にこだわってアレコレ考えた時期もありましたが、見ているうちに本当の魅力はもっと別なところにある、という風に考えるようになりました。

 プロレスラーってすごい! と思うようになったのは、何よりも相手の技をすべて受けること(例外として、鈴木みのるという人もいますが)。ロープに振られたら自分で勢いをつけて相手の技を受け止める。かけられる側にも協力がなければかからない技に、あえて喰らう。そのたび頭や首などの、決して強くない場所にダメージを受ける。それでも立ち上がって、大逆転勝利をする。

 その体力(スタミナ)もそうですし、よく考えると100キロ超はあろうかという大男をつかんで投げ飛ばすパワーもすさまじいものがあります。それこそ、大してプロレスを知らないような人たちが振りかざす小ざかしい理屈を粉砕するほどに。

 で、そういった華やかな面の裏側にすさまじい努力があることも、こうもプロレスに惹かれる要因でした。もちろん練習が厳しいのはどんなアスリートも同じだとは思いますし、たとえばフライ級ボクサー(23日に防衛戦に勝利した内藤選手など)とヘビー級レスラーでは、必要とされる筋肉が違うので一概に並べられるとは思っていませんが、それでもやはり一番ハードなのはプロレスだろうと思ってしまいます(というか「山本小鉄さんの練習」か?)。

 あとは、これは今日のような高度情報化社会だからだと思うのですが、怖いながらも時々笑ってしまうような一面をそれぞれお持ちであるということ。たとえリング上では凶器を振り回したり反則攻撃のオンパレードだったり罵詈雑言でファンをも含めて攻撃したり、悪逆非道を貫くヒールレスラーでも、私生活では礼儀正しい常識人だったりすることもあるわけで・・・試合会場における善悪の役割が極端にハッキリしているプロレスという世界だからこそ、そういうギャップが際立つのかなと思います。

 そんなこんなで、色々と感動したり考えさせられたりしたプロレスとその世界で活躍されている皆様。特に小島聡さんのブログは一日に3回も4回もチェックするほど。「あれ、今日はまだ更新されてないのか・・・」

 ともあれ、来年もがんばってください。試合会場に足を運ぶことはできませんが、犬神は天コジを応援します! 

  
 追伸:

 えっ? ああ、オリンピック? そんなのもありましたっけ。石井? 金メダル? 総合格闘技に転向? どこかに行くんでしょう。いいんじゃないっスか。

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