忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 さて、いよいよ私自身の総括です。そんなのどうでもいい? いやいや、そう言わずに。


 今年の元旦は、財布を落とすという惨事で幕を開けました。まあ直後に見つかりましたし、若干ポイントカードがなくなっていた以外はクレジットカードもキャッシュカードも現金も無事だったので、「今年も何もないように」なんて、少々弱気な立ち上がりとなりました。
 
 ただ、逆に考えれば、私のミス(車の屋根に財布を載せてそのまま出発)によって引き起こされたことなのにちゃんと手元に、しかもほとんど無事な状態で帰ってきたというのは、ある意味では神がかり的なツキと言ってもいいわけで、今年もまた強運によって何とかそれなり以上に過ごせたのかなと思います。


 あとは、コレは今年の夏ごろから特にそうするようになったのですが、「自分の身体で試してみよう」と思って、積極的に実行してみたこと。

 「昔はよく川で泳いで遊んだ」という両親の話を何度となく聞かされ、実際それはどういうものなのかと思って、山あいの清流にて泳いでみたり。何年かぶりに海で泳いでみたり。

 もともと運動ということについて、大変なコンプレックスがあり、人前では極力そういうことをしないようにと思っていたのですが、そこは27歳の図太さ。「見た目がどうかなんて二の次。一生懸命がんばることが一番大切」という信念に基づき、ひたすら自然と格闘。やればなんとかなる、という言葉を強く実感しました。

 もちろん身体ばかりではなく、頭も鍛えなければ。というわけではありませんが、プロレス・武道・格闘技関係の本を中心に色々読みました。大山倍達・芦原英幸両先生の著書は今でも読み返しますし、坂井三郎さんの『大空のサムライ(正・続)』も長編ながらがんばって読破しました。反動でマンガのほうはあまり読まなくなりましたが。


 今とそれ以前の犬神は、そういう意味では大きく変わったのかなと思います。一言で言うと、「身体で考えるようになった」。頭の中ですべてを考えて、それからほんの少し動くのではなくて、頭の中の想像もそこそこに、とにかく前に踏み出す。それで時々よろけたり転んだり流血したり!? しながらも、手探りで掻き分け掻き分け、何とか進んでいく。そんな風になった気がします。

 もう少し早く、こうなっていれば……と、思うこともないわけではないのですが、逆にここまで色々と別な生き方をしてきて、そういったベースがあったからこうなれた、という気もします。それに、過去を悔やんでも仕方ないな、って。アンチエイジングとはいえ、本当に10代に戻れるわけじゃないんですからね。

 そういった回想を踏まえて、今年はどうだったかというと、少なくとも私にとってはかなりがんばって生きた1年であったと思います。そして今年知ったこと、感じたこと、気づいたことや身についたことや拾ったものを握り締めて、来年はよりいっそうエキサイティングな年にしたいと思います。おお、どうやらうまくまとまりましたね(笑)。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック