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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
正規軍か傭兵部隊かで言うと、私もまた傭兵の部類であり、当然ながら正規兵(=社員)と比べると格下扱いをされつつ、それでも仕事量は正規軍よりたくさん課せられるという昨今にちょっとばかり疲れてしまっている今日この頃ですが、フランス外人部隊というのは基本的に正規兵と同等であり、5年勤めればフランス人になれるそうですね。ちなみに、別に「世界まるみえ! テレビ特捜部」で初めて知ったわけではなく、数年前のコンバットマガジンで知りました。

で、私も実は数年前、進学か就職か悩んでいた高校3年生のころ、軍人になろうとしたことがありました。わが国には軍隊がないので、それに準じる自衛隊ですね。真剣にそれを考えていました。

残念ながら、視力の問題でそもそも受験資格がなかったのですが、もし軍人になっていたら今ごろどうなっていたのでしょう。たぶんものすごくタフだけど人間的には……本も読まないし、今ほどよくしゃべらなかったかもしれない。


今でもそういう、軍人の強さにあこがれることもあります。別に声で相手の鼓膜を破壊したり砂にまぎれて姿を隠したり生体を最も傷つけない方法で相手を絶命させたりするほどの軍人になりたいとは思いませんが、生死をかけて戦っている人たちがいる一方、私はずいぶんと小さなことでぐずぐずになっているな、と思うとちょっと情けなくなります。

ただもちろん、こうも考えるわけです。戦争の只中にいる人は、そういう環境にいたからそうなっているのであり、殺伐ながら少なくとも生き死にの心配のない日本国で生きている私も、こういう環境にあるからそうなったのであって、たとえば私が先の情けない思いに堪えられなくなってアフリカの戦争に参加したところで、何も変わらないわけで、とにかく「できるのだから、する」のだなと思うのです。

楽しいことも、好きなことも。

できるのに、そんなつまらないことでしないなんて、意味がないなと思うわけです。

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