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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨晩から降り積もった雪の上を、愛車・ワゴンRで走ると・・・思いのほか、まっすぐ走らない。こないだもそうだったのですが、湿度の高い、重い雪だからなのかな。30キロ以上出すと、もうどこに吹っ飛んでいくかわからないような状態に。

 とはいえあまりゆっくり走っていても仕方がないので、少しアクセルを踏み込んで(それでも40キロ以下)ゆるい下り坂の右カーブを、慎重に手足を動かしながら、曲がる・・・

 そうすると、私のイメージとは別に車がどんどん右の方を向き始めました。おいおい、そっちじゃないって。あわててハンドルを反対に切り返し、今度は外側へ。少しずつ振りっ返しを小さくして、ようやくまっすぐ走り出したところでカーブを抜けました。その間も勢いのついた私と愛車は止まらず、要するに意図とは関係なくドリフトしてしまったのですね。

 こういうことを言うと何なんですが、まだ小学校に上がる前から車が好きで、たくさんのレースゲームをやりまくってきた経験があったから、対応できたと思うのです。

 「ゲームの中ではこういう時、こういう操作をしていたな。そうすれば、こうなるんだよな」

 時にハンドル型コントローラであったり、ファミコンの十字キーであったり、それは色々でしたが、とにかくシミュレーション上でそういった事例を経験していたのが、今回のとっさの行動につながったのだと思います。いや、もちろんゲームの中ならこのx倍以上の速度で走っているので、まったく同じことをやっているわけではありませんが。

 カートをやっているとか、改造車で峠道を走り回っているとか、そういう実際的な経験が一切なく、すべて仮想体験だけ。それでもやらないよりは、頭の中のイメージがある分だけずっとマシ。ドライブゲームばかりやっていてよかった! と人生でもっとも強く思った瞬間でした。


 想像と違う部分もありました。4輪駆動なら、雪道の発進はもちろん、まっすぐ走ることも曲がることも前輪駆動よりずっといいはず! だからラリーカーは全部4駆なんだ! と思っていたのですね(ブレーキ性能は全部一緒。当たり前です)。

 実際に走ってみると、案外そうでもない。なーんだ、というよりは、2003年10月に免許を取って以来ずっとFF車しか乗ったことがなく、今回初めて4輪駆動車に乗ったから、とにもかくにも経験不足なのだな、という気持ちでいっぱいです。

 今まではオートマチックで、前輪駆動。今は5速マニュアルで、4輪駆動。型番がそっくりだからもしかすると共通する部分もあるのかもしれませんが、動力伝達装置はぜんぜん違うわけで、そうなると今までのイメージや経験を捨て、ゼロからやり直さなければなりますまい。

 今年も残り、あとわずか。本格的な雪道は来年からとなるでしょうが、とにかくこの冬、安全に乗り越えたいと思います。

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