プロレスラーが好きと公言しているものの、その年代には結構幅があり、要するに力道山から私よりもず~っと若い中島勝彦選手まで、時代にとらわれることなく好きなんです。
ただ、古参の人については「餓狼伝」や「空手バカ一代」などのモデルになったから、知ったようなところが大きいです。
で、今日は、私が知っている限りでは5番目くらいに古いプロレスラー・山本小鉄さんについて。
「鬼軍曹」と呼ばれ、新日本プロレスで熾烈なトレーニングを課す一方、その稽古が終われば気軽に酒や食事を共にする、厳しさと優しさを併せ持った方であったといいます。
思わず笑ってしまったのが、そのトレーニングに関しての藤原「組長」喜明さんの言葉。「腹筋する時に逆さ釣りにして足腰を同時に鍛えるという、合理的だが裏付けの全く無い、体より心が強くなる練習」だそうです。
貫禄十分、低くて渋い藤原組長がそんなすさまじいトレーニングを受けている姿も想像しにくいのですが、とにかくムチャクチャ厳しいのは間違いないようです。
先日、著書の「人生大学プロレス学部」を、ほんの少し立ち読みしてきました。本当は買おうと思ったのですが、手持ちの予算がなくてあきらめてしまったものです。
プロレス入門の少し前までしか読んでいないので、内容については自分で買ってきてじっくり熟読してからにしますが、「すごく密度の高い人なのかな」という気が、文章を読んでいると伝わってきます。
「太い」というとマス大山、「熱い」というと芦原英幸さん、「柔らかい」というと平直行さん、「滑る」というと秋や・・・まあ、それはさておいて。餓狼伝ふうにたとえると「上流から転がってきて、削られて削られてこれ以上ないくらい綺麗に角が取れた石」みたいな密度の濃さを感じました。
言葉のパフォーマンスとか、見た目の派手さとか、見栄えのする技の数々とか。もちろんそういったものすべて、大好きなんですが、派手さの代わりに誠実さ。これ以上ないくらい磨き上げられた頭・・・も、もとい・・・プロレス哲学、早く読みたいものです。
追記:
先日スカパーの、新日本プロレス中継で、山本小鉄さんがろっ骨にひびが入っているのにガンガン試合をする選手について、「普通ならこんなことをしない。プロレスラーだからする。プロレスラーだからできる」と、なんだか餓狼伝のようなことを言っていました。どこまでもプロレスというものに誇りを持つ、穏やかながら力強い言葉でした。
後は「弁当が好き」だという話を聞きました。貧乏な家の子供だったから、いつでも弁当なんか持っていけなかった。だから大人になった今になっても弁当を持っていくのが好きだ、ということだそうです。私も毎日、弁当を持って会社でもさもさ食べるのですが、なんだかそれまでよりもさらにおいしくなりました。単純だなあ(笑)。
ただ、古参の人については「餓狼伝」や「空手バカ一代」などのモデルになったから、知ったようなところが大きいです。
で、今日は、私が知っている限りでは5番目くらいに古いプロレスラー・山本小鉄さんについて。
「鬼軍曹」と呼ばれ、新日本プロレスで熾烈なトレーニングを課す一方、その稽古が終われば気軽に酒や食事を共にする、厳しさと優しさを併せ持った方であったといいます。
思わず笑ってしまったのが、そのトレーニングに関しての藤原「組長」喜明さんの言葉。「腹筋する時に逆さ釣りにして足腰を同時に鍛えるという、合理的だが裏付けの全く無い、体より心が強くなる練習」だそうです。
貫禄十分、低くて渋い藤原組長がそんなすさまじいトレーニングを受けている姿も想像しにくいのですが、とにかくムチャクチャ厳しいのは間違いないようです。
先日、著書の「人生大学プロレス学部」を、ほんの少し立ち読みしてきました。本当は買おうと思ったのですが、手持ちの予算がなくてあきらめてしまったものです。
プロレス入門の少し前までしか読んでいないので、内容については自分で買ってきてじっくり熟読してからにしますが、「すごく密度の高い人なのかな」という気が、文章を読んでいると伝わってきます。
「太い」というとマス大山、「熱い」というと芦原英幸さん、「柔らかい」というと平直行さん、「滑る」というと秋や・・・まあ、それはさておいて。餓狼伝ふうにたとえると「上流から転がってきて、削られて削られてこれ以上ないくらい綺麗に角が取れた石」みたいな密度の濃さを感じました。
言葉のパフォーマンスとか、見た目の派手さとか、見栄えのする技の数々とか。もちろんそういったものすべて、大好きなんですが、派手さの代わりに誠実さ。これ以上ないくらい磨き上げられた頭・・・も、もとい・・・プロレス哲学、早く読みたいものです。
追記:
先日スカパーの、新日本プロレス中継で、山本小鉄さんがろっ骨にひびが入っているのにガンガン試合をする選手について、「普通ならこんなことをしない。プロレスラーだからする。プロレスラーだからできる」と、なんだか餓狼伝のようなことを言っていました。どこまでもプロレスというものに誇りを持つ、穏やかながら力強い言葉でした。
後は「弁当が好き」だという話を聞きました。貧乏な家の子供だったから、いつでも弁当なんか持っていけなかった。だから大人になった今になっても弁当を持っていくのが好きだ、ということだそうです。私も毎日、弁当を持って会社でもさもさ食べるのですが、なんだかそれまでよりもさらにおいしくなりました。単純だなあ(笑)。
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