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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 私はボクシングというのはそれほど詳しくないのですが、タイトルマッチで勝った人のことくらいは知っています。たとえば、最近なら、内藤大助選手とか。

 内藤選手の場合、「もともと手のつけられないような不良がボクシングをやって強くなった」みたいなのではなく、むしろマイナスからのスタート、いじめられっ子だったというのが余計にドラマティックで、受けがいいのかなって気がします。努力型っていうんでしょうか。勧善懲悪じゃないけれど、遠い力道山の時代から、そういうのってやっぱりウケがいいですよね。

 もちろん私もそんな内藤選手は大好きなのですが、ほんのちょっとだけ頭をよぎるのは、あまりテレビに露出しすぎるのはいやだなあ……ってことです。なんか、大好きなだけに、あまりガヤガヤした番組に混じるとちょっと安く見えてしまうような気がして。


 反対に、プロレスラーの人はどんどん出てほしいと思っています。何となれば、プロレスラーの人というのはお客さんに「魅せる」仕事であって、もちろんリング上の実際的な強さは必要ですが、それ以外の話術も楽しみにするところだからです。事実、高山善廣さんという人は「ダウンタウンDX」で知りました。この金髪の大男は一体誰だ! つって調べて、それから過去の戦いを映像で見て、一気にファンになったという経緯があります。

 あまり小難しい理屈を引っ張ってくるのも面倒なので、ごくシンプルに申し上げると、これはやっぱりその競技自体の雰囲気の違いですよね。ボクシングはもちろん興行ですが選手が一所懸命にビシバシ叩きあうその3分15ラウンドが一番の楽しみであって、プロレスはその選手のプロフィールから試合後のインタビューまですべてをひっくるめて観客を楽しませるもの。だからプロレスラーにとってバラエティ番組出演というのは、一種の「場外乱闘」みたいなもんだから、楽しいんだろうなと。


 実際、こうしろ! というつもりは毛頭ないのですが、直感的に湧き上がった気持ちを自分で説明すると、こういうことなんだろうなと思います。今日は、本当に、純粋なメモ書きのような内容と思ってもらって結構です。


 (そういう理由で、巷間ではアイドルのように言われ、写真集やらDVDやらが出ている某フルコン系空手団体に所属する女性については、テレビで見かけた瞬間すぐにその場を離れてしまいます。二段黒帯、私は空手家としてのこの人が大好きなのです)

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