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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 ついにシリーズ化してしまいました。色々と格闘技について考えることが増えた(というかそのことしか考えていない)ので、ひとつのカテゴリを作ると同時に、色々と思ったことを書いていきたいと思います。溜め込んできたものがもうあふれそうなんですよね。

 
 2年ぶりくらいに「格闘技通信」を買って読んでいます。お目当てはもちろん高山善廣x桜庭和志の対談。どっちも大好きなファイターなので、大変読み応えがありました。

 あとは知っている人がいたり、知らない人がいたり。その辺りは色々ありましたが、ともかくできるだけ記事は読みました。そうすると、結構世の中には面白そうな興行がたくさんあるんだなということを知りました。

 この犬神も、結局のところ地上波のテレビ中継ぐらいしか知らないライトなファンで、しかもゲストの女性芸能人のしょうもないコメントやら、長すぎる煽りVTR? に辟易しているうちにいつの間にか試合が始まって終わってしまうということに何度も遭い、そういったものをテレビで見ることに嫌悪感を覚える親に遠慮するところもあって、それほど興味を持っていなかったのですが……ちょっともったいない気がしました。

 
 振り返れば90年ごろ。プロレス大好きな級友に付き合わされて、試合のビデオを見せられたのが私と格闘技の出会い。そのころは大して好きでもなんでもなかったのですが、体育館でジャイアントスイングをかけられたり、プールでフランケンシュタイナーを食らいながら全日本・新日本それぞれの選手の名前を覚えました。

 その後K-1が始まり、パンチやキックをガツンガツンぶつけあう格闘ゲームのごとき戦いに熱狂、日本人なら佐竹雅昭、外国人ならピーター・アーツだ何だと大騒ぎしました。

 それからずいぶんと時間が経ちました。

 途中、興味をなくしてプイッとそっぽを向いていた時期もありましたが、そんな私を引き戻してくれたのは秋田書店の「格闘技大全科」。初版から10年以上経ってなぜかヴィレッジバンガードに新刊があったのを購入。93年当時は前田日明も佐竹雅昭も現役バリバリ、今や空手着よりもレフェリーの服がよく似合う? 角田さんもまだまだ若くてスマートで、とにもかくにもガツンガツンと衝撃を受けました。

 で、本に載っている人たちが今どうしているのかをコツコツと調べているうちに、また興味がわいたのでした。

 
 どの格闘技が最強か? なんて言うつもりはありません。強い人は何やったって強いんですから。

 だからこそ、立ち技系だろうが寝技系だろうが、とにかく謙虚な気持ちで色々と見ていきたい。素直に「おぉスゲーなこりゃ」と感動してみたい。意地の悪い詮索をせずに済むような、単純にびっくりしたい。そういう気持ちで、その手の話題をアレコレ語って行きたいと思います。


 ただ、某アマチュア系MMAの興行は嫌いです。マンガみたいに柔道家とかヘヴィ級チャンプと引き分けたりするのかもしれないし、下手な格闘家より強いのかもしれないけど、やっぱりスマートじゃないんですよね。

 あとは、いわゆる「ジョシカク」が好きではないのは前に申し上げた通りです。武道とか、レスリングのようなスポーツ的なものならいいんですけどね。

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