ようやっと「空手バカ一代」を6巻まで読み、関連書籍といっていいのかどうかわかりませんが、ともかく大山総裁自身が書かれた本をこのところ読みまくっています。
オーケンさんの言葉を借りれば「ケンカ本」とでも言いましょうか。武道・格闘技を生業としている人たちの本というのは大変に面白く、文章を読んでいくだけで自分が一生涯体験できない(またはしたくない)ような体験をすることができるわけで、要するにブルース・リーの映画を見るのと同じような感覚ですね。とにかく面白いのです。
さて、先日ケンカ本の中でも際立っている怪著? 「地上最強への道―大山カラテもし戦わば」 (ちくま文庫)を読了したところで一区切り、次は何を読もうかと思っていたところに、思わぬ拾い物がありました。古書店に行ったところ、故・芦原英幸氏の処女作「流浪(さすらい)空手」があったのですね。
これは私の生年と同じ昭和56年に発行されたものです。芦原氏がどういう人物なのか? なんてのはいまさら私が書くまでもないと思うので割愛しますが、ちょうど極真会館から離れ、自分の流派「芦原会館」を立ち上げたころですので、いかにして空手を志し、空手を振るい、そして生きてきたかをバリバリッと書いた痛快な一冊です。
マンガでは「ケンカ十段」、やたらめったらケンカを売り歩くわ「それ、もしかすると空手?」といって挑発し、相手が食って掛かってきたところをぶちのめすわと、さぞかし悪鬼羅刹のように恐ろしい人なのだろうと思っていたのですが、どうもそうではない。ケンカを売るにしてもやりすぎないよう自分の中でルールを決めていたそうですし、ただの狼藉ではなくて正義感によって……といったことが多かったようです。
どちらも私にとっては、とても語りつくせないほど好きな人物です。一言で言えば、大山総裁はとても「大きい」人。そして芦原氏は「熱い」人。奈良の大仏と真夏の太陽のように、どちらもただただ尊敬と憧憬を禁じえませんッッといったところなのです。そのせいで当家には「いずれ読む」つもりの週刊少年チャンピオンがどんどん山積みにされているのですが……。
オーケンさんの言葉を借りれば「ケンカ本」とでも言いましょうか。武道・格闘技を生業としている人たちの本というのは大変に面白く、文章を読んでいくだけで自分が一生涯体験できない(またはしたくない)ような体験をすることができるわけで、要するにブルース・リーの映画を見るのと同じような感覚ですね。とにかく面白いのです。
さて、先日ケンカ本の中でも際立っている怪著? 「地上最強への道―大山カラテもし戦わば」 (ちくま文庫)を読了したところで一区切り、次は何を読もうかと思っていたところに、思わぬ拾い物がありました。古書店に行ったところ、故・芦原英幸氏の処女作「流浪(さすらい)空手」があったのですね。
これは私の生年と同じ昭和56年に発行されたものです。芦原氏がどういう人物なのか? なんてのはいまさら私が書くまでもないと思うので割愛しますが、ちょうど極真会館から離れ、自分の流派「芦原会館」を立ち上げたころですので、いかにして空手を志し、空手を振るい、そして生きてきたかをバリバリッと書いた痛快な一冊です。
マンガでは「ケンカ十段」、やたらめったらケンカを売り歩くわ「それ、もしかすると空手?」といって挑発し、相手が食って掛かってきたところをぶちのめすわと、さぞかし悪鬼羅刹のように恐ろしい人なのだろうと思っていたのですが、どうもそうではない。ケンカを売るにしてもやりすぎないよう自分の中でルールを決めていたそうですし、ただの狼藉ではなくて正義感によって……といったことが多かったようです。
どちらも私にとっては、とても語りつくせないほど好きな人物です。一言で言えば、大山総裁はとても「大きい」人。そして芦原氏は「熱い」人。奈良の大仏と真夏の太陽のように、どちらもただただ尊敬と憧憬を禁じえませんッッといったところなのです。そのせいで当家には「いずれ読む」つもりの週刊少年チャンピオンがどんどん山積みにされているのですが……。
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