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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 実在の、ではなくて創作のプロレスラーで一番好きなのは餓狼伝の長田弘です。

 腕はあるけれど華がないので、10年以上キャリアを積んではいるものの、せいぜい前座か中堅。それがプロレスラー長田弘としての商品価値だそうです(グレート巽・談)。ただしその鍛え抜かれた肉体は決して痛みでは倒れず、隙あらば磨きぬいたプロレス技で相手をぶちのめす。体力と防御力は餓狼伝世界でもトップクラスといえます。

 その体力をどうやって作り上げたのかといえば、それは人並み以上の努力によってのみなされたのだといいます。科学的とはとても言えないほどのハードなトレーニングを積み重ね、そうやって作り上げたのだそうです。私はこういう努力型の人間にたまらなく惹かれてしまうのですね。

 もうひとつ、すごいことは、長田は一切ドーピングをしなかったということ。いわく、ステロイドを使えば何倍も効率よく、筋力をアップさせることができるが、そうやって作られた筋肉は持久力がないからダメなのだそうです。
 
 だから、私もプロレスラーは好きですが、ステロイドで作り上げた筋肉は「見せ掛けの筋肉」だといって、あまり好きではありませんでした。


 ただ、ダイナマイト・キッドという人だけは少し違うのかなと思いました。今は「板垣恵介の格闘土列伝」を読んでいます。

 リアルタイムに戦いを見たことはないのですが、明日を捨ててすさまじい量のドーピングを自らに施してリングに立ったというから、気にならないわけがありません。ジャイアント馬場御大のように長い時間ずっとリングに立ち続けるのもいいのですが、あえてそれを短くして瞬間的に燃え上がるような生き方。一体どんなファイトをしたんだ!?

 まだ動いている映像を見たわけではないのですが、気になるレスラーであります。

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