忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 自分で眺めていて眼がおかしくなってきそうなタイトルですが、今日はそんな感じ。

 犬神の弟者は94年生まれの14歳中2であって、月島きらりとか月野うさぎとか綾波レイとか……なんかそんなのばっかりで恐縮ですが、ともかく中2なんです。次男(私)と違って柔道部に所属し、バンバンやっている……かと思えば柔道に対するモチベーションは低く、勉強もそれほどでもなく、毎日仮面ライダーのビデオばかり見ている、結局は私と同じオタク・バカ一代なのでした。


 で、そんなオタクの弟者に付き合ってレンタルビデオ店に赴き、店内をうろうろしているとCDコーナーに「トップをねらえ!」のサントラCDがあるのを見つけました。

 犬神がまだ14歳中2だったころ、当時はむしろエヴァンゲリオンが出ていてコレは一世代古い感がありましたが、PCエンジンで出ていたこのアニメを原作とするゲームの記事が切っ掛けで、古いレンタルビデオ店にひっそりと置かれていたコレを見ました。

 ひっくり返りました。

 いきなりロボットが腕立て伏せをしたり走り回ったりしているのを見て、今風に言えば「ありえねー」と思ったのですね。

 もっとも、そんなものは最初の軽いジャブに過ぎず、その後全6話に及ぶ猛烈なラッシュに思春期の感じやすいお年頃だった犬神はその場に昏倒、その後も今に至るまで何かといえば「努力と根性」と口走るような人間に相成ってしまいました。


 21世紀に入り、LD-BOXを買ってもう一度見直しました。

 やはり、ひっくり返りました。ただ今度は昏倒ということもなく、きちんと最後まで向き合うことが出来ました。

 いわく、このアニメは昔の様々なアニメ(など)のパロディであるといいます。わかっている人であればアレは何だ、コレは何だと元ネタを探ることも出来ましょう。犬神はいちいち言い当てるにはあまりにも若すぎるのですが、まあ「そういうもんだ」と思っていれば、また面白さもひとしおというもの。

 ただ私の場合、良くも悪くも頭が柔らかかったので、本気で好きになってしまったのだからたまらない。今でも関連グッズを見ると、その時の思いが蘇えってきます。


 結局、弟者もそんな感じなのかな、と思うのです。正直「てれびくん」とかを買うのはいささかガキっぽいんじゃない? という気がするものの、オタク大いに結構。勉強もそれなりにやってれば、あえて私がとやかく言うこともありますまい。

 ただし不肖の次兄と違うところは、女子に対してまったくといっていいほど興味がないっぽいこと。当時の犬神は一触即発、サカリのついた猫状態だったのですが……環境ホルモンかなんかの影響で第二次性徴が遅れているのでしょうか。いや単に私が色情狂だっただけかもしれませんが。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック