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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 ……なんのひねりもなく、そのために妙にカタいタイトルになってしまいましたが、中身はいつも通りです。

 
 昭和天皇が吐血されたころ、井上陽水氏が口パクでテレビ出演されたというのは、ある程度の年齢以上の方たちであれば私が言うまでもないことですが、ちょっと前にアニメの「ブラックジャック」が放映された時、地震の話が放映中止になったことがありました(カルテ03 「ひったくり犬」)。

 これはまあ、ほとぼりがさめたころに日の目を見たわけですが、

 「アニメはアニメ、現実は現実。何でそんなことするのかねぇ」

 と思っていたのですね。確かに新潟県中越地震が起きたものの、それはそれとして放送してもらいたいと、単純に考えていたのですが……


 被害こそなかったものの、二度も大きな地震を体験し、すっかり地震が怖くなってしまったのですね。

 そうすると、地震にまつわる物語などを見るたびにその恐怖がぞわりと蘇えってきて、とてもつらい気持ちになってしまいます。実際に人的・物的被害をこうむった方ならば、それはよりいっそうといったものでしょう。

 そういった配慮も、多少はあった方がいいのかな、と思いました。


 何でこんなテーマを、このタイミングで書くのかと言うと、少年マガジンで連載中の「カグヅチ」という漫画を読んだ時、こないだの地震のことを思い出して、すっかり恐怖してしまったのですね。

 もうこの漫画は読めない。――そう思いました。

 怖がりでもいいです。何とでも言ってもらって構いません。ただとにかく、こういった漫画はもう読めません。


 その代わり加瀬あつし先生の新作「ゼロセン」はいいですね。マガジンで「発明軍人イッシン」をやったらこうなりました、といった感じでしょうか。「ジゴロ次五郎」ばりのエロ&バイオレンスも健在ですし、久々に血と汗が飛び散るマガジンが帰ってきた感じがします。下品な割に一線を越えないのが、素人の犬神には絶妙なのですな。

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