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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 矢野卓見さんのwikipediaの記事を見ていると、女性の格闘技を「ジョシカク」なる文言であらわすことを知りました。

 ジョシカク。いまどきは何でも略すと言うことでしょうか。ワタテツ、カンマサ、タチヒロシ……ちょっと古いか。まあいいや。ともあれなんだかこう言うと、若い女性にも親しみやすいのかもしれません。親しみやすいんでしょうか。あいにくと直接そんなことを聞ける人が身の回りにいないのでアレですが、まあ親しみやすいんでしょう。


 ただ、この矢野さんという人はそういった風潮をあまり快く思っていないということでした。言い方じゃなくて、女性の格闘技それ自体をね。

 まあ、どういった理由があってそういうのかはまだわかりませんので、そのこと自体にどうこう言うつもりはないのですが、「そういう意見もあっていいんだな」というのが、率直な感想でした。

 そして私もどちらかというと、それに近い気持ちなのかな、ということも思いました。
なぜに、ゆえに。と小一時間問い詰められても納得のいく回答を出せる自身はとてもありませんが、強いて言うなら「感情移入しづらい」というのがあるのかもしれません。そうですね。たぶん、そういうことになるのでしょう。

 
 男性同士の格闘技の試合であれば、容易に気持ちを入れていけます。ひいきの選手がいればその人のセコンドについたつもりで、一緒になって相手をバキバキにしてやろうという気持ちになります。負けそうになったら自分がやられているような気にもなります。勝った時はとてもうれしいし、負けた時はとても残念です。

 これが女性だと、どこに気持ちをこめていいのか、よくわからないのです。可愛いから好きなのか。綺麗だから好きなのか。強いから好きなのか。……そもそもそんなことが思い浮かぶ時点で不純、というか雑念、というか邪念であって、それゆえ私にとって「ジョシカク」はどうもいけない、ということになるのですね。


 そういうカテゴリがあるのはいいと思います。空手、ボクシング、プロレス。そのいずれもが根っからの純観戦派格闘家の犬神よりも強いでしょうし、素直にスゴイと思います。特に80年代~90年代初め頃の女子プロレスラー。実際に誰かというのはまた別な機会に挙げるとして、とにかく好きな人は何人もいます。ただ、それとは別に、素直に受け入れられない気持ちもあるというのが、率直な感想であります。

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