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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 コルベット、という車があります。アメリカのシボレーというブランドの車です。

 結構古い時代からず~っと続いている車なのですが、私が一番好きなのは3代目。マニアからはコークボトルラインと呼ばれる、ゆる~くてグラマラスな線を描き、ありあまるトルクでまっすぐな道路を延々と走るイメージがぴったりな、そんな感じの車です。

 ただ、私がこの車について考えた時、すぐに思い浮かぶひとりの人物がいます。

 元フライ級チャンピオン、大場政夫氏です。

 あっという間にチャンピオンに駆け上がって、あっという間にこの世を去ってしまった大場氏の時代には、私は生きていなかったので、後に知ったことでした。


 似たようなケースといえば、やはりジェームス・ディーンですね。

 私は中学生の頃、ジグソーパズルになっていたディーンの写真を見て一目ぼれしてしまいました(その割に主演映画は今に至るまで一本も見ていない)。

 こちらはポルシェ550スパイダーという、レーシングカーがそのまま公道を走っているようなライトウエイトカーでした。当然スピードも出るし、そんな車に乗ってりゃスピードも出したくなるというものですが、そのために結局夭逝してしまいました。

 どちらかというと私は911とか928とかが好きなので、これはそれほどでもないですが、「軽くて速い」というのを突き詰めるとこうなるのではないでしょうか? と思うくらいすばらしい性能だったようです。今ならロータス・エリーゼとかかな。


 そういうわけで、コルベットという車はとても好きなのですが、どうも大場政夫氏と結びつけられることが多くて、なんだか複雑な気持ちです。そして日本に2台しかないうちの1台をせっかく買ったのに、そういうことがあって手放してしまった沢村忠さんの心中いかばかりかと察します(それは関係ない)。

あとは、やっぱりスピードの出しすぎはいかん、ということですよね。こういう事例をもっとアピールすれば、みんな少しは速度について意識するのではないでしょうか。世界チャンピオンでも事故を起こせば一瞬ですべてが終わる、って。

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