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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 「パイナップルARMY」と言う漫画が大好きです。……いつぐらいに読んだのかな。結構前から家にあったのは知っていましたが、表紙だけ見てなぜか手に取らず、長いこと過ぎ去っていました。

 たぶん引越しのドサクサで、兄の本棚から出してそこいらにぶん投げていたのをたまたま手にとって読んだのがきっかけだったと思います。人が銃で撃たれたり爆弾で吹っ飛ばされたりするものの、基本的には浦沢直樹氏の物柔らかな絵柄であったので、入り口はすんなりでした。

 そのあと急激にミリタリー・オタクになり、コンバットマガジン等々を愛読する、どこにでもいるありふれた中学生になり、一時期そういったものから離れていたものの、最近また思い出して読むようになりました。


 コレが連載されていた1980年代は、ひとまずベトナム戦争は終わったもののテロや小規模な紛争は世界中で起こっておりました。もちろんベルリンの壁もありましたし、東西冷戦はまだ続いていました。

 ニカラグア、エルサルバドルなどといった中南米の国々の名前はこの漫画で覚えました。アイルランドにはIRAというテロ組織があり、リビアにはカダフィという独裁者がいて、東南アジアには黄金の三角地帯と呼ばれる麻薬密造地帯があることを知りました。

 その他銃器や爆弾の性能、生き延びるためのノウハウ、ついでにチェスの作戦? など、思春期の犬神に少なくない影響を与えました。

 好きな話は「五人の軍隊」「キング・オブ・ザ・ロード」などなど、挙げれば5つか6つくらいはありますが、真っ先に、しかも鮮明に思い出されるのは次のシーンであると言うことになります。


 「決着は私がつける。出て行ってくれ」 (4巻収録「大いなる目覚め」)

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