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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
思いのほか、なんか面白いタイトルに見えなくもないですね。まあいいや。

今、「メタルブラック」と言うゲームのサントラを聞いているのですが、私はこのゲームの1面の音楽が大好きです。元々このゲーム、STGによくある、

「西暦20XX年、地球は未知の侵略者によって壊滅的な状況になっていた。しかし人類は高性能戦闘機○○を開発し、最後の希望を託して飛び立った!」

みたいな希望に満ち満ちたストーリィではなく、もう侵略者に人類が降伏してしまったところからスタートするというのが実にいいですね。高性能戦闘機はあるけれど永久凍結。でも主人公は反逆者となってなおその戦闘機を強奪し、たったひとりで戦いに挑むという、どう考えても希望はないけどすごく力強い……という、そんなイメージをうまく表した音楽だと思います。

で、これと似たような感じのゲームに「バトルガレッガ」というのがあります。当時私は周囲の反対を押し切ってサターン版を購入し、「難易度上昇なし、残機5機、50万点エブリ設定」という、本来のファンの人が聞いたらカマキリを倒して喜んでいる息子に対する範馬勇次郎のような大笑いをされそうな設定で、それでもやっとのことで1コインクリアしていたのですが、これも走り出しのイメージが似ていますね。

――かいつまんで言うと、自分たちの作った兵器によって巨大/凶悪になってしまったひとつの国家を相手に、その責任を取るためにこっそり持ち出しておいた最新鋭戦闘機(一部雷撃機あり)で戦いに出るというもので、正義もないし大義もありません。ついでに言えば希望もないしNAI-NAI16ばりに何にもないのですが(古ぅ!)、それでも確かな手ごたえ、力強さがあります。


中途半端にアニメキャラ/可愛い系キャラを起用してそういうことをおっしゃるとなんだか安っぽい感が出てしまいますが、この2本については徹頭徹尾その世界観がよく練られていて、「格好いいなあ」と思うのです。

でもって何が言いたいのかというと、最近の私というのはいまいち仕事に大義が見出せず、がために以前ほど仕事に身が入らないのです。だから、大義がなくても戦うために、こういうのを意識して、もっと言えば自分の人生に強引に重ね合わせて、やっていこうと思うわけでして。

やる気がないからやらなくていい、ってこっちは仕事だし、それでお金をもらっているのだから、そういうわけにもいかない。けれどモチベーションが低い(もしくはモチベーションはあるけれど空回りしてしまう)。そういう時どうしたらいいか。

何事につけ行動を起こすためには、自分を肯定しなければならないわけで、そのためには客観的に見てどうであれいいんです。うまくいえませんが、とにかくがんばっていこうよと。あ、でも私はがんばってるから、「がんばって」って言わないでくださいね。

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