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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 散々な日々ばかりだったので、八幡平市を流れる松川に行って来ました。

 八幡平のふもと、「樹海ライン」方面から行くと、温泉宿がいくつかあるのがこの松川エリアなのですが、そこを流れる川がとても綺麗で、涼しげな感じがするのですね。思わず通り過ぎてしまいそうですが、一応ちょっとした公園もあり、あまり人も来ないので、色々なことを想像しながら歩くことができます。


 で、私の場合はそういった公園地域からさらにズカズカと上流に向かって歩き、途中で強力な蜘蛛の巣に引っかかりながらもこれを突破、最終的には靴を脱いで素足で川の浅いところを越え、ちょっとした名所を自分なりに発見した次第でございます。

 そこは大きな岩や、滝というほどの量ではなくて、岩の壁から染み出しているような水がしたたった場所にこけが生えた、あまり人の手の入っていなさそうな場所でした。

 そこで思ったのが、こけというのは、一体どれほどの時間を掛けて生えるのか。わが国の歌にも「こけのむすまで」と言っているくらいだから、ちょっとやそっとの時間ではないとは思うのですが……ともあれ、そういった長い時間を感じさせる場所であって、妙に感慨深くなって、たまらず国歌を独唱してしまいました。


 どことは言えませんが、とにかく川の水はずっと浸っていると痛くなってくるくらい冷たく、メチャ暑い日などは避暑に来ようかな、と思っています。そこそこ深くて泳げそうな場所もありますしね。

 ひとつ難点を挙げるとすれば、下手な場所に靴を脱いでいくと何かアブナイ感じがする、ということか。今日も、誰も来なくてよかった……。

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