忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 27年近く生きてきて、まともに野球をしたことが一度もありません。

 今でこそそんな人間も珍しくないかもしれませんが、これがちょっと前なら「なんじゃそりゃー」と言われていたかもしれません。じゃあ何してたんだ、って?……みなまで言わずともおわかりでしょ?

 まあ、そういうわけでバッティングセンターなどと言うのも、当然、行ったことがなかったのですが、しばらく前に何かの機会があって打席に立つことがありました。

 当然、当たらないのなんの。20球あったら14球以上は空振り。6回あたった中も「あたった」……つまりファウル、キャッチャーフライ、内野ゴロ級のあたりばかり。ともすれば、わざわざお金を使ってやるのもばからしい気もしますが……

 ただ、ごくまれに、綺麗な弧を描いて飛んでいったのですね。そりゃまあ内野フライになっていたかもしれませんが、結構綺麗に飛んでいって、「ああ、これは気持ちいい」と思いまして。そんなことがあったので今日も近所のバッティングセンターに行って来ました。

 100円で、15球(前回とは違うお店です)。とりあえず300円と、そのあとクレーンゲームでぬいぐるみを取れたのが嬉しくてもう100円。都合60球こなしたのですが、40球以上が空振り。1回だけヒット級の当たりは出ましたが、あとはキャッチャーフライ1回(「ボールがどこに行った?」と思ったら自分のすぐ前にしばらくしてから落ちてきた)、残りはピッチャー/サードゴロばかり。それどころかボールを打った時の反動で少しく手首が痛くなるというヘボっぷりをさらけ出すにとどまりました。

 ただ自分にとって大きかったのは、やはり「当てられた」ということですね。

 パコーン! という快音はなかなか響かず、ブチッ! という鈍い音ばかりだったのですが、それでもまったく当てられないことも珍しくないので、とにかく当てていくことだけでも出来たから、それで少しはマシになったかな、というわけで、そこそこ満足して帰ってきました。


 ところで最終プレイ時、近くの高校の若人がワイワイ言いながらやってきたので、恥ずかしいところを見せる破目になっちまったなあ、どうも、と町田康の口調で困っていたのですが、なかなかどうして、隣の人たちもあまり上手ではないようでした。

 もちろん私の打席よりも若干スピードがあるにせよ、「何これ」「当たんねー」等々言っておりましたし、10年ぐらい遅れてしまったものの今からがんばればそこそこいけるかな? と、ほんの少しだけ嬉しくなりました。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック