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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 ミニ四駆。……が好きだったのですね。

 再販されたグラスホッパーⅡは純ノーマルで、ほんの気持ちだけペイントマーカーで色を塗って居間にドンと飾っているのですが、今にして思うと「コレはかっこいい」と改めて思うのです。

 昔は見た目とかではなくて、性能が一番なもんで、やれベアリングだモーターだグリスだタイヤだ何だかんだ……と、次から次へとドーピングし、いわゆる「オリジナルマシン」をそれぞれ持ち寄っては走らせて大破したりしたものです。


 私はせいぜい小学5年~6年生の頃まで(92年~93年ごろ)で、ダッシュ四駆郎(ひいてはコロコロ自体を)読まなくなったのタイミングでミニ四駆自体も手をつけなくなったのですが、中学校のころにわかにクラスでブームになり、ベランダに各人の愛車を持ち寄って爆走させていたのを「フーン」てなもんで横目に見ていた気がします。

 私は根っからのタミヤ信者なので、社外モーターなんかは一切手を出さなかったのですが、その頃持ち寄っていたモーターは見たこともない名前のものばかり。ハイパーダッシュモーターなんてスローすぎてあくびがでるぜ、と言われそうなくらい過激なものばかりで、「そういうのってパワーありすぎてかえって危なくない?」と思っていました。

 
 さらにそれから十数年が過ぎて、ふと「最強のモーターとは何か?」と思い、それらしい言葉で探してみると、

 「覇王モーター」

 なる文言が。

 覇王。世紀末な感じがしますね。さらに調査を推し進めていくと、絵入りで色々なモーターを販売しているお店が。

 ……

 何かミニ四駆界のOptionかチャンプロードと言った百鬼夜行の世界ですね。20秒で電池切れって……エヴァンゲリオンみたい。


 私はそこまで行く前に降りてしまった人間なので、理解しがたい世界です。今ではスポンジタイヤさえ嫌なくらいの「純正愛で派」ですし。でもミニ四駆も、そこまでいかないとわからない世界があるのだと垣間見ただけでも十分です。

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