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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 私は水に親しいわけではないのですが、深いプールの底面に手をついて戻ってこようとして、垂直に近い角度でもぐっていこうとすると、水圧でおし戻されてなかなか上手にいけないものですよね。

 実際、漫画を読むときもそういうことがあるみたいで、「月刊アフタヌーン」なんかはまさにそんな感じです。


 初めから「自分の好みじゃないな」というものや、好きな要素はあるけどイマイチなものもあり、そういうのは飛ばしています(いくらなんでも「ツンデレ」「ツンデレ」ってアオリに書かれてちゃ興ざめと言うものです)。また、1回目や2回目は読んでいたものの、だんだんと気持ちが乖離して読まなくなったものもあります。

 それでも「ヴィンランド・サガ」は好きですし(アシェラッドと王子が主人公で、トルフィンは脇役だと思ってましたが)、「無限の住人」「ガンスミスキャッツ(バースト)」なんてのは途中、何年来かのブランクはあれ、中学生の頃から好きでした。「ヒストリエ」は主人公の利発さが好きですし……まあ、半分くらいは読んでいます。


 ところが、実際に読んではいるものの、どうも物語に入っていけないのですね。

 「入らない」のではなくて、「入っていけない」。プールの底に落ちている碁石を拾おうとしてがんばってるのに、なかなか届かない。そんな奇妙なもどかしさがあります。

 「パノラマデリューション」が始まった号からまた買い始めて1年……もっとかな。「パノラマ」も「くじアン」も終わってしまいました。私を強烈にピンボールの世界に(再び)引っ張り込んでくれた「フリップフラップ」も終わってしまいました。シカゴのバウンティハンターは当分終わらなさそうですが、逸刀流はメンバーがどんどん減って敵ながら先行きが心配です。主人公ここ数ヶ月見てないし。


 ……そろそろ単行本を買って、本腰を入れて読まないといけないのかもしれません。とりあえず「ヴィンランド・サガ」あたりから。


 * 一方で「週刊チャンピオン」なんかは、ものすごい勢いで深く物語の世界にもぐることができるんですよね。もう200ノットくらいで。どちらかというと水じゃなくてマグマの中って感じですけどね。

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