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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 たとえば「もう一度高校生をやりたい」とか「大学生をやりたい」と思うことが……まあ、ないわけではないのですが……ただ、「もう一度あの頃に戻りたい」というわけではないのですね。

 むしろ、今がよろしい。結構いい気持ちじゃなかったこともたくさんありますし。

 だからやっぱり今がいい。つまり「あるのは…今、この瞬くとき(パシッ)」


 ……というわけで文学、特にイギリス文学については割と意図的に避けてきた英米文学科卒業の犬神ですが、最近はその気持ちも少し軟化して、私がそもそもそのたぐいの大学へ行くきっかけになった筑摩書房の「ルイス・キャロル詩集」などを久々に読み、卒論で持ってくるネタを探してヒィヒィ言っていた頃を思い出してちょっとおなかがウムム……と痛くなったり。

 今まさにその苦しみの取っ掛かりに立っている現役組の方には申し訳ありませんが、これについては過去のことでよかったなと思います。

 
 その頃、特別に嫌っていたわけではないのですが、手をつけようともしなかったものがビアトリクス・ポターでした。つまり「ピーターラビット」ですね。

 「アリス」と並んで論のテーマに選ぶ人は少なくありませんでしたし、私も知らないわけではないのですが、たぶんCMとか何とかで俗っぽいイメージがあったからなのでしょうね。ヒネクレ者でなおかつ幻視人のケも入ってた犬神は「ウサギはチョッキを着て時計を持って遅刻だ遅刻だと騒いでいるもんだ」とか言って、手をつけませんでした。


 ただ、せっかくイギリスっぽい物語なのだし、ウサギも嫌いなわけではないし、一度は読んでみてもいいんじゃないのかねぇ。とほんの少し興味が向いたので、今日はこんなことを書いてみました。

 とりあえず、小難しいことは言わずに、ざっくりと原作を読んでみることにします。私はもう学生ではないので、ややこしやな理屈は言うつもりはないのですが……何か感じることがあったら、また書きます。とりあえず、読まないことにはね。

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