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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
ビデオゲームにおいて私は「世界観」というのをかなり重んじます。

特に好きなものに関しては、公式ホームページだの何だのから情報収集を怠らず、どんどん知識を補完していきます。そしてその世界に深く深く入り込み、コアなファンになっていくという次第です。たとえば「メタルブラック」などは元々コアなファンが多いのですが、私もそのひとりです。

その一方で、最近は逆にそれほど公式のストーリィとか設定に依存せず、むしろプレイの中で自分でかってに設定とかストーリィとかを組み上げてしまうことが最近は多いです。――なぜならば、あまりメンタルな部分で深入りしてしまうと、STGとしてではなく別なものに見えてくるからです。

たとえば私は、最近しょっちゅう話題にする「虫姫さま」は、

「15歳になったお姫様が、金色のカブト虫に乗り、いまだ知らない自分の父親に会いに行くために戦う」

ゲームだと思っていました。別に父親じゃなくてもいいんですが、とにかく自分の血族に会いに行くようなストーリィであり、当然ながら公式ホームページにはそのような文言は一切なく、ルイス・キャロルにも似た精神構造の犬神が生み出した妄想に過ぎないのですが、そうかといっていまさら公式ホームページに載っておるようなストーリィを受け入れるわけにはいかず、むしろ自分の妄想をムクムクとさらに膨らませながら今度は「サイヴァリア」のサントラを聞いている次第です。


「これって何だろう?」とアレコレ調べて補完していくのもひとつの「好きなもの」への深い愛情ならば、与えられた情報を膨らませてどんどん自分の好きな形に変えていくのもまた「好きなもの」への熱い気持ち。とりあえず、うまくいえませんが、そんな感じ。

そういえば今日、ようやく「雷電3」(PS2版)をクリアしました。単純に、「クリアした」というだけで、難易度設定はイージー(標準より1個下)コンティニューは複数回です。でもいいんです、エンディングは見れたし。……乗員:不明ってなんだそりゃと思ったんですが、少しわかったような気がしました。鋼鉄の破片にまみれた超硬派STGかと思いましたが、最後の最後に少しだけ、メンタルな部分を満たしてくれるところがありました。ハハ、いいなあ、雷電って(泣き笑い)。

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