私はねこが大好きです。
ところがねこは私のことが、好きではないどころか、相当嫌っているようで、私が近づくとあっという間にどこかに行ってしまいます。
ねこが好きな気持ち。だけど、届かない思い。
そんなことを繰り返しているうちに段々、「ねこが好きだというのはやめよう」と思うようになり、通りすがりに見ても無視しようとしています。「しようとしている」というのは、どうしても横目で見てしまうからです。
それなのに、私の会社への通り道に一匹、異様に人懐っこいねこがいます。逃げないどころか向こうから寄ってきてニャーンと身体を摺り寄せてくるわ、ベンチに座ってればその上に乗っかってくるわ。
とてつもなく、可愛いのですね。
会社でギリギリまで仕事をして、坂本真綾の「tune the rainbow」なんかを聴きながらトボトボと帰路についている時、ガラス越しに見たそのねこは、暗いから瞳孔がものすごく開いて真ん丸い眼をしていました。
近づいてみると、ニャーンと鳴いたようでしたが、聞こえませんでした。
少しだけ、泣きそうになりました。
近頃はやせました。腕時計がユルユルになってしまいました。
大好きだから、わざと好きではないふりをする。どうして素直になれんのかねぇ。
ところがねこは私のことが、好きではないどころか、相当嫌っているようで、私が近づくとあっという間にどこかに行ってしまいます。
ねこが好きな気持ち。だけど、届かない思い。
そんなことを繰り返しているうちに段々、「ねこが好きだというのはやめよう」と思うようになり、通りすがりに見ても無視しようとしています。「しようとしている」というのは、どうしても横目で見てしまうからです。
それなのに、私の会社への通り道に一匹、異様に人懐っこいねこがいます。逃げないどころか向こうから寄ってきてニャーンと身体を摺り寄せてくるわ、ベンチに座ってればその上に乗っかってくるわ。
とてつもなく、可愛いのですね。
会社でギリギリまで仕事をして、坂本真綾の「tune the rainbow」なんかを聴きながらトボトボと帰路についている時、ガラス越しに見たそのねこは、暗いから瞳孔がものすごく開いて真ん丸い眼をしていました。
近づいてみると、ニャーンと鳴いたようでしたが、聞こえませんでした。
少しだけ、泣きそうになりました。
近頃はやせました。腕時計がユルユルになってしまいました。
大好きだから、わざと好きではないふりをする。どうして素直になれんのかねぇ。
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