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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 酒の味がうまいのまずいのと言うのはどうもブルジョワのようでいかん、我々プロレタリアート階級はやはりトリスだろうとクリアブレンドだろうと工業用アルコールだろうと黙って飲まなければ。

 などとは言わないまでも、やはり「アサヒスーパードライ」と「キリン一番搾り」のどっちがうまい? と言う話になれば「どっちでもいいだろそんなもん」というのが私の率直な感想です。

 ところがウイスキーに関しては、きわめて大雑把に「何か違う」と思ってしまうわけで、やっぱり私は同じブラックニッカでも「クリアブレンド」はあまり好きではなく、「スペシャル」の方が好きなのかな、と思います。


 一応「クリアブレンド」は匂いのない、スッキリした味わいをうりにしているようですが、私はむしろ「スペシャル」のコクが好きなわけで、極端な話「クリアブレンド」はただ刺激がある水を飲んでいるような物足りなさを感じるわけですね。初めから水で希釈してんじゃないのか、なんて不届きなことを思わず言いそうになるくらい。

 ウイスキーにおける匂いとはスパイスであり、あえてそのスパイスを使わず素材と技術で造ったウイスキー。そんな言われ方をすると、うーん、なんだかこっちの方がおいしいんじゃないのかという気もするのですが……やっぱり私は古めかしい「スペシャル」の方が好きです。売ってる店は非常に少ないのですが。


 ただし昨晩は肴がむしろまずかった。弟者がやっていたのはなんとメガCD「笑ゥせぇるすまん」の「たのもしい顔」。目の前でストレートを何杯も空け、極彩色のこみ上げる何かが男を襲い、挙句に……。

 ピザを食べてる時に肥溜めの話をされても平気で食べる自信がある犬神も、これはさすがにまずかった。おかげでポケット瓶の3分の1くらいしか飲めませんでした。

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