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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨日の記事の訂正です。いわゆるオイルショックは昭和43年ではなく昭和48年ですね。何せ犬神がまだ生きていない時代のことゆえ、ちょっとあいまいになってしまいました。だからどうということでもないのですが。

 今日はトイレットペーパーを買ってきました。

 前回の反省を踏まえ、開店前にとりあえず駐車場に車を入れよう、ということで行ったところ、確かに車を入れることは容易だったのですが、早くも店先には長蛇の列ができており、安売りにかける人間の欲望、さながら亡者のごときあさましさを自分も含めて露呈してしまうような状況でした。

 で、開店と同時に列がずずずいっと前に進んでいくのですが、何せどいつもこいつも眼を血走らせた亡者のごとき方々ですから、われ先にと入り口へ駆け込む惨状。私はといえばそう言った人々へのせめてもの反発ということで、決して走らず、悠々と目的のトイレットペーパーを抱え込み、レジへの列に並びました。

 私の前後に居並ぶのはなぜかいずれも老人ばかりで、特に後ろの老人はやれ店員の準備がなってないだの、レジの用意がどうのと愚痴ばかりを垂れているわけで、確かにレジには長蛇の列が出来ていたのですが、その場の人々は2人体制でフル稼働していたわけであり、責めるところは一切ないわけなのですね。

 そういった後ろの者への挑発と、膨らむ財布の中の小銭を整理したくて、100円玉をいちいち数え、きっちりと支払いを済ませ、悠々と店を後にしました。


 前回に引き続き、「何でみんなそこまで必死なの?」と思ってしまうような混雑振りで、安いに越したことはないにせよ、町田康氏の随筆「耳そぎ饅頭」における高級紳士服売り場での「もうよそうじゃないか、人間らしく生きようじゃないか」と、たまらず叫びだしたくなるような有様です。やはりメンタルが弱いのかな、私は。

 そういえば、金持ちけんかせずと言います。Youtubeで流されていた故・大山倍達御大の講和の中でもその言葉を出していました。逆にいえば金がなければいつもハングリーでバトルもしなければならないというわけで、どちらがいいのか。うーむ。……


 結論。私は小金をいつも抱えて、のほほんと生きていたいです。

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