忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 紅葉を見に八幡平へ行ってきました。と言っても本番は来週であり、今日はとりあえず様子見ということで。

 アスピーテライン、樹海ラインと言う、ふたつの通り道がこの山にはあるのですが、
今日は上り道をアスピーテ、下りを樹海ラインを行って来ました。どちらも勾配がきつく(樹海ラインは10パーセント勾配!)、道路にはたくさんのブラックマークが残っておりますが、もちろん私は安全運転。もっとも上りの場合はとにかくアクセルを踏み込んでもスピードが出ないという物理的限界によって、なのですが。

 結論から言うと、今日はまだ黄色~橙色くらいで、紅葉にはまだ少し早いようでした。加えて上着を持っていくのを忘れたために、頂上までたどり着いたものの寒くて仕方がなく、早々に下ることに。

 
 ただ、すぐに帰ってもイマイチ盛り上がらないので、山頂から2キロほど下ったところにある「藤七温泉」なる場所へ行ってみることにしたのですが……これが大成功でした。

 冬期間はこの場所へいたる山道が閉鎖されるため、そろそろ終わりそうなこの温泉は、男女別浴と「混浴」がいっしょにある稀有な場所で、私はどちらに行ったかというと、まあ受け付けの人のオススメもあり、混浴へ行ってきました。とはいえ平日の午前様であり、混浴の混浴たる雰囲気は見受けられず、数名の年配男性のみが出たり入ったりに過ぎませんでした。

 言い換えれば限りなく貸しきり状態だったので、なかなか優雅な気分ではありましたが。


 さてこの場所、内風呂と露天風呂があるのですが、この露天風呂というのがなぜか何箇所かにポツポツと点在しており、入浴者は敷かれたカーペットの上を歩いて(全部同じ湯ではありますが)あちこちの風呂に入れる、というわけですね。

 (ただしごくまれに、ホースかと思ったら蛇だったということがあります……決してこの生き物が得意ではない私は、「ひいいっ」と悲鳴をあげてしまいました。だってガサガサって動き出すんだもの)

 風呂は確か、「単純硫化水素泉」なるものだったと思います。色は白く、場所によってはなんか地面からボコボコと泡が立っており、沸騰しているわけではないのですが何だかものすごい熱い風呂に入っているような気分でした。

 いや、実際にその泡の出る場所に、健康ランドのジェットバスよろしく身体を押し付けると超刺激に「あちちっ」だか「いててっ」だか、何だかわかりませんがとにかく痛かったです。やはり人間が作ったものではないのですから、注意が必要です(実際、そういうことを配慮して、風呂の中には木板が敷かれていて、その上で入浴する限り大丈夫なのですが)。


 そういうわけで、山の上の温泉。混浴とは名ばかりの実質上男湯と言う感じでしたが、とにかく効能はすごくありそうです。どう効能があるのか知りませんが、とにかくきっと効能があると思います。ただしそのまま上がって自動車などで帰宅した場合車内がとても硫化水素臭くなる恐れもありますので、きちんと身体を流してから上がりましょう。
 

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック