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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 メリケン、という言葉に続けるとすると、どんな言葉をつけますか?

 「粉」「サック」「お玉」「両津」……あとは「波止場」とかですか。どうして「波止場」が「お玉」とか「両津」の前に来ないかと言うのは、言うまでもなく私が東北のイナカモンだからです。ましてや西のことなど。

 ただ「メリケン両津が……」という言い方があるのに、「メリケンカー」とは言わず「アメ車」と言いますよね。米国産の車は。

 
 一般にイタリア産の車は「官能性」を、ドイツ産の車は「機能性」を追及した形であると思っているのですが(そして日本車は「割安感」でありイギリス車は「高級感」……真逆ですね、思想がね)、アメリカ車はどうかと言えば、そういった考え方とはまったく違う、「まずパワーありき」なところがあると思います。

 こないだテレビで所ジョージと言う人がACコブラ427という、まあ生産台数がかなり少なくて希少価値のある昔々のアメリカン・スポーツカーに乗っているのを見て、思ったのは、パワーウエイトレシオとか何とかといった数値的な考え方を思い切り踏み潰すグラマラスな魅力があるのだな、ということでした。

 ムチャクチャ広くて長い道路をずっとずっと走り続けるためには、やはり大排気量で図太いトルクで延々と走るのがいいのでしょう。狭くて細い道がたくさんある日本の道路に軽自動車がジャストフィットなように、あのバカでかいサイズがやはり超長距離移動には向いているのでしょうね。

 もっとも、そういった実用性とか、小難しいことを言わなくても十二分に魅力的なのがアメ車なのですが……もちろん好き嫌いがハッキリ別れることでしょう。ちょっと大味すぎると言うか、濃すぎると言うか……。私はどちらかと言うと好きな人です。「ガンスミスキャッツ」の影響も少なくありませんが。

 
 どうして今日、いきなりこんなことを書くのかといえば、この方のホームページを見て、「あー、なんかかっこいいな」と思ったからです。
http://www.asahi-net.or.jp/~rt6k-okn/mustang/mustangj.htm

 なんと言うか、ビルにぶつかったらビルの方が粉々になるんじゃないか、と思ってしまうようなタフそうな印象が実にグラマラスで、新しいアメ車もいいけれど、いわゆる「マッスルカー」と呼ばれた時代のアメ車も、やはりこれはこれで格好いいなと。何だかんだ言っても、私もどこまでも自動車が好きなようです。
 

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