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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
7月20日(初日)
7月24日(中日)

7月27日(最終日)



 たぶんそれは、
 「観た人が自由に想像をする『感情の余地』がある」
 ということなのかな? と思いました。

 今回の個展は初期の作品から新作まで、作風の変化を感じてもらえるように……ということだったので、その風合いを確かめつつ、同時に私自身のなかにある感情とも向き合いながら楽しませていただきました。
 「あ、これは〇〇で観た作品だ」
 そういった作品と再会することで、私自身の気持ちも徐々に変化してきたな、ということが確認できました。

 <「何かわかるもの」と「何かわからないもの」が混ざり合った世界で新しいものを見つけるたびに心が加速する>(『胎に刺さったリボン』)
 <とてもプリミティブで感情を掻き立てられる>(卒展)
 <可愛さの向こう側に熱さがある>(『辰展』)

 ノートに書いた当時の私の感想とリアルタイムに私が感じたことを行ったり来たりしながら絵を眺めているうちに、どんどん心の深いところに入り込んでいき……会場の突き当りにある大きな絵と両側を挟む一対の作品たちに囲まれることで気持ちが満たされ、また明るいほうに向かいながら現在に戻って来る……そういうストーリーをもった観賞体験でした。

 改めて書きますが、TOKIWAさんの作品を観ると心が躍ります。それと同時に私にとっては自分の中にある感情を正しく受け止め、「こういう自分を生きていていいんだ」ということを確信する切っ掛けでもありました。大げさではなく、私にとっては生き方が変わるような影響を受けています……。
 このあともまた別な場所で作品にお目にかかることがあると思いますので、その時を楽しみにしています。最後になりましたが、TOKIWAさんのますますのご活躍をお祈りしています。応援します!

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