大手町のギャラリーTURNAROUNDでおおだいらまこさんの個展「∩頂天-ウチョウテン」を観ました。
主に作品は2種類の方法で作り分けがされていました。ひとつは自分の記憶の中にあるイメージを、特に写真とかを観ずにそのイメージのまま描き出した作品であり、もうひとつはスマホの画像をいったん印刷し、それに手を加えるという方法で行われたものです。
会場では縦方向にひとつながりの連続した絵がぐるりと……つまり壁から天井を這って反対側の壁に降りてきて更に床を這う……という方法で展示されていました。まったく不思議な感じですが、これはタナランの方によれば「スマホの写真をスワイプさせて見る感覚」を表現したものだそうです。
「正しく記憶する、つまり経験した通りに記録を残したい」
それは私自身もよくわかります。あいにくと私はそれを絵で表現する技術が未熟で実際に正しく記録することはできませんが、絵を描く代わりに写真を撮ります。そして私の場合は自分の感想を言葉で表現します。
「どういうところで、どう感じたか」
それをできる限り詳しく書き出すことで、きっと私なりの「正しく記憶する」ことができるんだと思います。
そういうわけで、アプローチは全く違うのですが、妙なところで気持ちが共鳴してしまいました。とても楽しい企画展でした。
主に作品は2種類の方法で作り分けがされていました。ひとつは自分の記憶の中にあるイメージを、特に写真とかを観ずにそのイメージのまま描き出した作品であり、もうひとつはスマホの画像をいったん印刷し、それに手を加えるという方法で行われたものです。
会場では縦方向にひとつながりの連続した絵がぐるりと……つまり壁から天井を這って反対側の壁に降りてきて更に床を這う……という方法で展示されていました。まったく不思議な感じですが、これはタナランの方によれば「スマホの写真をスワイプさせて見る感覚」を表現したものだそうです。
「正しく記憶する、つまり経験した通りに記録を残したい」
それは私自身もよくわかります。あいにくと私はそれを絵で表現する技術が未熟で実際に正しく記録することはできませんが、絵を描く代わりに写真を撮ります。そして私の場合は自分の感想を言葉で表現します。
「どういうところで、どう感じたか」
それをできる限り詳しく書き出すことで、きっと私なりの「正しく記憶する」ことができるんだと思います。
そういうわけで、アプローチは全く違うのですが、妙なところで気持ちが共鳴してしまいました。とても楽しい企画展でした。
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック