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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 古い友人が「大学の先輩を久しぶりに見かけた」ということでメールをもらった時、少し……いや、本当は、激しく動揺しました。なんとならば、大学生の頃と言うのは、それまで積もり積もった感情的なものがもっとも盛り上がった時期だからです。

 2000年。文学をやりたい、という純粋な理由で英文科に入学。いわゆる、「キャンバスライフ」ってんですか? まあそんなものを期待して飛び出したわけで、全国各地(といっても基本的には東北ですが)から集まってきた、まったく違ったキャラクタを持った人々との触れ合いを楽しんでいました。

 その先輩と言うのは2つ上の人で、とりあえずといった感じで友人を誘って入ったサークル(のようなもの、といえばいいでしょうか)の……もちろん実名は伏せますがともかくステキな女性でした。あえて断言しますが、そうでした。

 とにかく大学の頃は、一方的にときめきメモリアルでした。……うーん、うまく言えないのですが、とにかくとても魅力的な女性がたくさんいて、中でも何人かは恐ろしいほど趣味が合ったり(澁澤龍彦が好き、とか椎名林檎が好き、とか)、とても優しくしてもらったり、まあとにかく、今のところ一番華やかな時代でした。

 
 それから数年経ち、文学を捨てて街に出て様々なことを知り、それなりにすれっからした犬神でしたが、その話を聞き、忘れていたピュアな気持ちがくすぶり出して、少し困っています。適当にアニメで満足しているうちはよかったのですが、現実に目を向けると、ぶつける相手が見つからなくてモヤモヤしてしまいそうです。

 まあ、もし、万が一、何か「奇跡」とでもいうようなものが起きたとして、その先輩と出会ったとして……果たしてまともに向き合って、話ができるのかというと、恐ろしく自信がありません。

 でも、それでも。もう一度ちゃんと向き合って、話をしてみたい。


 なんだか随分と青臭い話になってしまい恐縮ですが、つくづくこういう話題は苦手なので……ごめんなさい。

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