先日行ったYAT展でTOKIWAさんとお会いしたことは書きましたが、もうひとつ大きな出会いがありました。それは先にTOKIWAさんの取材をしていた某新聞の記者さんでした。帰り際に私に対しても取材をしたいと言ってくれて……。
オタク気質なので、大好きな人のことを聞かれれば嬉々として答えます。TOKIWAさんとお話しした時はド緊張でひどい有様でしたが、今度はちょっと上手な振りをして……それでも結局感情しかない素人ですから、語る言葉は「自分がどう感じたか」ということばかりになってしまったんですが……でも、それこそ私の一番の武器なのかなと思いました。武器って、これで世界と戦う予定はないんですが、
「自分が好きなものを見てその感想を上手に伝える」
そういう技術が、世の中と関わるための私らしさなのかなって。そう思いました。そういうのを、取材を受けて答える中で自分なりに感じました。
今回は言葉だけじゃなくて、「さかいふうかさんの絵を見ている私」の写真もたくさん撮ってもらいました。果たして記事になるかどうか……日本最大級の新聞の地方欄は1ページしかなくて、しかもポケモンGOとか何とかっていう大きなイベントがあって……そんな中で無名の若手美術家のイベントなんか誰も興味ないだろうって記事の構成を決めるえらい人にボツにされて日の目を見ることがないのかもしれない……。
記者さんもまだ仙台宮城に来て間もない若手の方でした。若手の記者が若手の美術家のイベントを取材して、まあそんなに若くはないけど大好きな美術家の絵を見に来た私のことも取材して……心情的にはとても思い入れがあります。このまま忘れられてしまうのは余りにも切ない。だから私は私なりに、そういう出来事があったことを書いておきます。
某新聞の記者さん、私なんかに取材をしてくれてありがとうございました。TOKIWAさんと記者さんに会えて、大好きをたくさん伝えられて、私はとっても幸せです。今後のご活躍をお祈りしております。Salut !
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