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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
このところ、どうも気持ちが上向かない日々が続いていたのですが、写真が出来上がったのを持ってきて、少し気持ちがよくなりました。

ただ、「綺麗と思ったから撮る」。そのことに間違いはないのですが、それだけではなく一歩進んで「自分が綺麗だと思ったものを、誰が見ても綺麗だと思うようにしたい」と思うようになったわけで、そうすると意地の悪くてタチの悪いアマチュアカメラ野郎に成り下がるのですが、ともあれ200枚近くの写真を撮ってきました。

色々な写真がありました。スーパーカー。お城。世界遺産。原始林。それからホテルの中や旅の途上でのプライベートな写真とか、私のような県外からの人間にとっては珍しい路面電車とか、とりあえず珍しい街中の風景とか。

当然ながら現像・プリント代はx千円ほどかかり、どひゃあ、ってなものですが、それでもとにかくその瞬間を撮り続け、形にして、しかも誰かに見てもらえる。それだけで私はとてもうれしいのです。

面と向かって話すとか、相手の目を見て話すとか。そういうのが少し苦手で(異性と話すのは格段に苦手で)、なかなか自分を表現できなかったのですが、写真を通じて私が見たものを共有して欲しい。できれば、わかってほしい。「湾岸ミッドナイト」の富永さんではありませんが、どこかでやっぱり、わかってもらいたいから写真を撮っている部分もあるのかな、とかと思います。



実際出来上がった写真を見て、自分のイメージとは違っていて、いちいち楽しんでいるところです。セルフタイマーで自画像を撮ってみたら100パーセント逆光で真っ黒け! だったり、かえってその逆光がすごく神秘的な雰囲気を出していたり、なんだりかんだりと。これだから写真は面白いですね。

一番面白かったのは宮島における玉取祭の写真で、一応ジャンプした瞬間とかを狙って撮影したのですが、半裸の男たちが組んだり跳んだりする姿は一歩間違えれば「超兄貴」な薔薇色の世界。写真になるとこんなにハードになってしまうのか。つくづく写真とは面白いものだと思いました。

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