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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます

 昨日今日と2連休です

 高杉です(今月初めての連休です)。


 だからといって別に泊りがけで旅行しているわけではないのですが、天候もなんとかなりそうだったので、オートバイで出かけてきました。


 佛国寺名物(?)愛子大仏です。仙台駅から西に10キロほど行ったところにある愛子エリアの街を見守っておられます。突然出くわしたためにビックリしてしまいました。公式ホームページもあわせてご覧ください。


 

 秋保大滝です。先ほどの秋保大滝から大体20キロくらい離れたところにあります。この写真は秋保大滝不動尊から少し歩いたところにある観覧スポットから写真を撮りました。まるで水曜どうでしょうの『絵はがきの旅』みたいな、つまり絵はがきみたいなきれいな写真です。誰でもこんな感じの写真を撮ることができます。

 ちなみに滝つぼまで行くこともできますが、そこにいたるまでの道のりはなかなか険しいです。少なくともライディングブーツで歩くものではありません。

 

 こちらは「定義如来」です。今から800年くらい前に平重盛の遺臣が落ち延び、世をはばかりながら平和を願って阿弥陀如来の宝軸を守り続けたという由来があります。本堂のその周囲はとてつもなく近現代的なOTERAって感じですが、門前町の雰囲気も含めて、何となくゆっくりした空気があります。私も久々にゆっくり散歩をした気がします。

 

 定義名物『三角油揚げ』と『やきめし』です。油揚げの方はサンドウィッチマンの伊達さんも激推ししておりますが、本当、抜群においしいです。当然揚げたてを食べるのが最高においしいですが、おみやげ用もあります。揚げ方を工夫すれば、この味を再現できるかもしれません。

 一方のやきめしは、仙台味噌をふんだんに塗った焼きおにぎりです。油揚げは三角形ですが、こちらは円形です。なぜかというと縁起物だから。円形のおむすびで「えんむすび」ってね。これは店員さんが説明していた内容です。縁起物だから割らずにそのまま食べなくちゃいけないんです。


 というわけで、結果的に仏様巡りをした一日となりました。真言宗(秋保大滝不動尊)、浄土宗(定義如来)、そして『皆の宗』……なにそれふざけてるのと言われてはいけないので、ちゃんと説明します。これは最初に書いた愛子大仏のある佛国寺さんの掲げる思想です。

 もともと佛国寺の和尚さんは特定の寺を持たず、仙台市内で辻説法や托鉢をしておられたのだそうです。のちにその活動で得た浄財でお寺を建てたのですが、「仏教はもともと一つである」という考えから特定の宗派に属さず、困った人や悩んでいる人は誰でもいらっしゃいと門戸を開いておられております。そこで掲げていたのが先述した『皆の宗』というフレーズです。

 そういうお坊さんもいるんだと、今この記事を書いている時に知って驚きました。なんかエキュメニカルな感じです。昔スリランカのお坊さんが書いた本を読んで心が救われたことがありますが、そのお坊さんと同じようなことをおっしゃっているのかな、と思いました。今回は旅の途中だったのでお寺に立ち寄ることはありませんでしたが、今度はちゃんと伺いたいと思います。

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