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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは

 私よりも少し年下

 高杉です。


 河北新報の夕刊コラム『河北抄』によると、35年前の今日、仙台市地下鉄南北線が開業した日は「さっそうと“百万人の足”」の大見出しが躍ったといいます。

 私はこの4月から地下鉄を利用し始めたわけですが、やはり天候に左右されず5分おきに次の電車がやってくる地下鉄は、本当に素晴らしいものです。サンドウィッチマンの『みどりな窓口』コントよろしく目の前で電車が「発車しましたっ!」と見送るような羽目になっても、少し待てばまた次の電車が来るんですから、本当にすごいと思います。

 一方で、この開業当時はまだ泉中央駅はなかったんですね(5年後の1992年に開業)。今でこそ北の玄関口、泉中央副都心なんつってニギニギヤカヤカしていますが、この頃は「遊戯店の明かりが闇に浮かんでいた」と言いますから、そんなに密度は高くなかったってことでしょうね。

 そうなると、ある意味では八乙女駅が開業当時の最北端、北のターミナル駅、ちょっと古めかしい雰囲気の建物ということになるでしょうか。古めかしいったって、市電が走っていた時代を知る人からしてみれば「たった35年しか経っていない」って話でしょうが、私にとっては十分に古いです。

 そして、私が物心ついたのも大体その時代ですから、ある意味、落ち着くんです。その時代の建物って。わが最寄り駅の旭ヶ丘駅なんかもそうですし。って、こっちの地上部分は1985年に建てられたバスターミナルですから、それよりもさらに古いんですけど、それだけになおさら落ち着きます。

 確かに東京なんかと比べれば、車で移動した方が便利な時もあります。このたびオートバイを持ってくることができたので、電車を乗り継ぐよりもオートバイで一直線に行くことも、これからは増えることでしょう。ただ、こと仙台市中心部に行くときは、やっぱり地下鉄の方が便利だなと思うのです。信号もないし渋滞もないし、ものの10分で着いちゃうし。何よりお酒を飲んでも家まで帰れるし。

 仙台駅前でさえおいしそうな飲み屋さんがいっぱいあるし、少し歩けば東北最大の歓楽街・国分町もあります。七福通りとかスマイルバーガーとか、何かのゲームに出てくるような地名やお店もありますし、もうちょっと街に慣れたら夜の繁華街に繰り出してみたいなと思います。その時は当然、仙台市地下鉄さんのお世話になります。


 というわけで、仙台市地下鉄35周年、おめでとうございます。大体の公共交通機関がそうだと思いますが、年々利用者が減って運営が厳しい状況であるといいますが、私にとっても多くの仙台市民にとっても、大切な乗り物です。これからも百万人の足として、さっそうと街を駆け抜けてもらいたいと思います。

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