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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます

 冷静に、衝撃

 高杉です。


 アベ元首相の政治については、私は基本的にまったく賛成できないというスタンスでありますが、それは今回の事件とは別です。共産党の志位委員長も、「政治的な立場はまったく異なるものの、同年に生まれて同年に当選した間柄」だったそうで、そのあたりの悔しさや寂しさがにじみ出ていたように感じました。

 あまり多くを語ることはしません。容疑者がどんな人物だったのか、とかっていうテレビの追及にもあまり興味がありません。

 ただ私が言いたいのは、この事件はケネディ大統領暗殺事件と同じくらい衝撃でした。様々な事件が起こっても、結局のところ日本は平和な国だと思っていたのですが、そんなこともありませんでしたね。

 いつでも誰でもどこでも、切りつけられたり撃たれたりする世の中なのです。見ず知らずの人間に命を奪われるかもしれない世の中。「刑務所に入りたかった」「死刑になりたかった」そういう理由で誰かの命を奪う人がいる世の中。

 そんなことを言う人間に対して、どれほど批判しようが糾弾しようが、何の意味もありません。ただただ殺された人間だけが損をするだけです。

 このような世の中を、どのような心構えで生きるべきか。……私の中ではある程度決まっていますが、あえてそれを、このような場所でオープンにするつもりはありません。

 ただ、私の中にはずっと昔――小学生の頃に歴史読み物の何かで読んだ(気がする)言葉が生きています。それは桜田門外の変でテロリストによって命を落とした時の大老・井伊直弼の言葉です。

 「生きるも死ぬも天命だ」

 ……今日も私は、自分の人生を生きます。いつだって自分を生きるのに精一杯ですから。

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