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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは

 今日は缶チューダー

 高杉です。


 本格的な一人暮らしを始めて1か月と半分。実家暮らしでも寮暮らしでも賄いつきでもなく、掃除洗濯3食全部自分で何とかしなくちゃいけない生活ですから、自然と色々なことをやります。

 薬で気持ちを何とかできない分、日々の生活環境というか水準? を保たないとダメになってしまう! というプレッシャーもあるから、かもしれませんが、帰ってきてすぐテレビを見るとかビールを飲むとか、そういうことはしなくなりました。したくなるけど、まずシャワーを浴びて洗い物があればそれを片付けて、ある程度夜ご飯のめどをつけて、とっ散らかった布団を直して……などなど、思いつく限りの「やらなくちゃいけないこと」を済ませてからお酒を飲み始める。そんな感じで生きています。

 そうすると、まあ人間いい方にも悪い方にも「弾みがつく」とドンドンその方向に驀進していくものですから、アイロンがけひとつとっても「こうした方が早く済むな」とか「こうした方がきれいになるな」とかって、少しずつ上を目指して頑張って、実際に上達した気になって、いい気になってしまうのです。

 別にそれは悪いことじゃないですよね。いつも母親に任せっきりだった家事全般を自分でやって、なおかつそれを楽しむことについて、誰に遠慮がいるものか。そんな感じで少しずつ家事適性が上がっている気がする今日この頃。


 今日はとうとう、会社で食べる昼ご飯を自分で作ってしまいました。せーの、ドン!

 

 ええ、ええ、わかっております。極端にシンプルな弁当です。「弁当を作るんだから早起きしなくちゃ!」と思って早起きして取り掛かったら、ご飯を詰め込んで蓋をするまで含めても10分弱で終わってしまいました。調理工程だってフライパンひとつで溶き卵とか赤いウインナーとかをシャーシャーッと炒めて、包丁でカットして弁当箱に詰め込めばOKです。

 正直、「やろうと思えばだれでもできる」レベルです。今この記事を書きながら見ているテレビ番組『家事ヤロウ!!!』の方が、まだ手が込んでいます。

 今日わざわざこのブログという場を借りて世界中に発表しようと沢田研二さんの『ダーリング』ばりに思ったのは、たぶん人生で初めて『弁当』というやつを作ったからです。そのことを記録として残しておきたかったからです。

 そりゃあ、まあ、弁当「のようなもの」といいますか。たとえば前日の残り物を、実家から持って来たタッパーに詰め込んで、ご飯を用意して、それをカバンに入れて飛び出して出先で食べる……ということを、したことはあります。

 でも「弁当を作ろう、弁当を持っていこう」と思って台所に立ち、「お昼になったらこれを食べよう」ということを考えながらフライパンを振り、「これを食べて午後も頑張ろう」と思っている数時間後の未来の自分を想像しつつ弁当箱に詰め込む……ということをやったのは、今日が初めてです。

 たかがそれだけですが、それがとても嬉しかったのです。まだガキの頃から社会人になった後も(実家から会社に通っていた時代)、いつも弁当を作ってくれた母親の気持ちが、少しだけわかった気がして。「ポンコツでもそれなりに頑張れば、何とか形になるんだ」って気がして。


 千里の道も一歩より。色々な意味で新生活、一発逆転をかけて飛び出した新天地デイズ。飛び出した時には想像だにしなかった地味~なレベルですが……結構、手応えあります。

 「少しずつ強くなる、それがいいんだ」

 そんなリュウ師匠(@『ストIII3rd』時代)の言葉を、年齢的にも近くなった? あるいは追い越した? 今だからこそしみじみとかみしめつつ、このブログを締めくくりたいと思います。今日は割と真面目に締めます。それなりにお酒はたくさん飲んでますけど、本当に大事なこと、いいことを書いたと思うので。

 それでは今日も皆様、お疲れさまでした。明日が皆様にとって良い日でありますように。


 (……これ、今度からブログの定型文にしようかな)

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