こんにちは
十何回目の『アマニタ・パンセリナ』読了
高杉です(『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』も読みました)。
このブログでも、何度も何度も触れてきたキーワード『中島らも』『アマニタ・パンセリナ』あとは『リタリン』とか何とか。検索してみると、もう何度もやってるし、内容についてとか影響を受けたこととかは、今更改めて書くこともないですね。
ただ、40歳になった今だからこそ、言えることもあります。
とうとう私もこの記事を書いている時の中島らもさんと同い年になった、ということです。
20歳そこそこのガキの頃に初めて出会った中島らもさんは『すごい大人』の代表格みたいなものでした。それを目指して生きてきたのですが、本の中の中島らもさんは歳を取りませんからね。ひたすら酒と薬で気持ちを無理やり奮い立たせて、何度もつぶれそうになって、それでも何とか踏ん張って生きているうちに――私も40歳になってしまいました。
中島らもさんにとっては一番つらい時期だったようです。それは本の中にもありますが「うつ病」にやられてしまって、本当にビルから飛び降りる直前まで精神状態が悪くなってしまったためで。私もうつ病とは少し違うけれど、何度か危ういところまで行きました。
それでも生きてこれたのは、やっぱり中島らもさんがその時の自分のことを詳しく書いていたので、私も生きる方に流れることを選びました。
実はいまも、ちょっと怖いです。自分の足元がグラグラとおぼつかないような気がして。ちょっとバランスを崩すと、また落ちちゃいそうで。だからあんまり下を見ないようにして、できるだけ気持ちを高めて、頑張らなくちゃいけないと思っています。
だいぶん前に事故で亡くなってしまった中島らもさんは、もう永遠に年を取らないので、私もいつかは同い年になり、さらに踏み越えてしまうでしょう。享年52歳。それまでは何とか生きていたいなあ。
十何回目の『アマニタ・パンセリナ』読了
高杉です(『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』も読みました)。
このブログでも、何度も何度も触れてきたキーワード『中島らも』『アマニタ・パンセリナ』あとは『リタリン』とか何とか。検索してみると、もう何度もやってるし、内容についてとか影響を受けたこととかは、今更改めて書くこともないですね。
ただ、40歳になった今だからこそ、言えることもあります。
とうとう私もこの記事を書いている時の中島らもさんと同い年になった、ということです。
20歳そこそこのガキの頃に初めて出会った中島らもさんは『すごい大人』の代表格みたいなものでした。それを目指して生きてきたのですが、本の中の中島らもさんは歳を取りませんからね。ひたすら酒と薬で気持ちを無理やり奮い立たせて、何度もつぶれそうになって、それでも何とか踏ん張って生きているうちに――私も40歳になってしまいました。
中島らもさんにとっては一番つらい時期だったようです。それは本の中にもありますが「うつ病」にやられてしまって、本当にビルから飛び降りる直前まで精神状態が悪くなってしまったためで。私もうつ病とは少し違うけれど、何度か危ういところまで行きました。
それでも生きてこれたのは、やっぱり中島らもさんがその時の自分のことを詳しく書いていたので、私も生きる方に流れることを選びました。
実はいまも、ちょっと怖いです。自分の足元がグラグラとおぼつかないような気がして。ちょっとバランスを崩すと、また落ちちゃいそうで。だからあんまり下を見ないようにして、できるだけ気持ちを高めて、頑張らなくちゃいけないと思っています。
だいぶん前に事故で亡くなってしまった中島らもさんは、もう永遠に年を取らないので、私もいつかは同い年になり、さらに踏み越えてしまうでしょう。享年52歳。それまでは何とか生きていたいなあ。
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