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こんにちは
今日はお札編
高杉です。
昭和56年生まれの私は、物心ついたときには500円玉100円玉の世代であり、聖徳太子や伊藤博文も実際に見たことはありません。『こち亀』とか『ハイスクール!奇面組』で福沢諭吉や夏目漱石に切り替わる話を見て、「ああ、こんな感じだったんだな」と思ったとか、そういう感じです。
なので、これまた古銭としての希少価値は無いに等しいと思いますが、実際に手に取れるだけでもうれしくなってしまいました。


はい、肖像画の人物は板垣退助と岩倉具視ですね。皆様も歴史の授業で習ったでしょうし、幕末物のドラマや映画でもよく出演されています。って、肖像画の下に名前がふってあるから、このあたりは、すぐにわかると思うんですが、ここからがクイズです。果たしてこのお札に印刷されている人は誰でしょう???
戦前に流通したお金で「兌換銀券(だかんぎんけん)」と記載されています。『こち亀』では「レオナルドダヴィンチみたいなおっさん」と両さんに言われていました。
いきなり難易度が上がります。私はすでにこの時点で、わかりませんでした。発行された時代は1943年、日本が世界中と戦争を繰り広げて非常に厳しい時代に印刷されたものです。
そして究極がこれです。紙幣の状態が悪いせいだっていうのもあるんですが、「誰だこのスキンヘッドのオッサンは?」と思ってしまいました。こ~んに~ちは~!
え~と、一応、正解を書きます。上から武内宿禰、菅原道真、そして二宮尊徳です。
二宮尊徳?
Before
After
なんか、とてつもなくブラッシュアップしたというか……まずスキンヘッドとか言ってごめんなさい。本当はもっと悪い言葉で言いました。ツルッパゲって言っちゃいました。そうじゃないんですチョンマゲ時代の人だからこれでいいんです。
なおWikipediaによれば、お札の中央下部にある雄鶏の他、麦、稲、甘薯、蜜柑、玉蜀黍といった食べ物のデザインは、当時(1946年ごろ)の食糧難の時勢を反映した図柄であるといわれています。1年に数千トンもの食料が廃棄される現代にあっては想像できませんが、何となく夢をかきたてられるというか。額面以上に、なんか気持ちが温かくなってしまいます。これくらい豊かに食料を手に入れられるようになれればいいねっていう思いが込められた気がして。
あと、写真には撮っていませんが、戦時中の少額政府紙幣もたくさん残っていました。これが出回った理由は、私も容易に想像がつきます。何せお寺の鐘も公園の銅像も、何でもかんでも鉄砲の弾にするため供出されていた時代ですからね。お金に使う金属も、当然ながら……ね。
というわけで、古銭そのものに希少価値がないにしても、「こんなお金があったんだ」とか、そのお金が流通していた時代のこととか、知識と空想をたくさん膨らませながら歴史のロマンを感じました。そして、世界平和は私一人の力ですぐに実現できないにしても、食べ物を大切にすることは今日からでもできるかなって思いました。
今日はお札編
高杉です。
昭和56年生まれの私は、物心ついたときには500円玉100円玉の世代であり、聖徳太子や伊藤博文も実際に見たことはありません。『こち亀』とか『ハイスクール!奇面組』で福沢諭吉や夏目漱石に切り替わる話を見て、「ああ、こんな感じだったんだな」と思ったとか、そういう感じです。
なので、これまた古銭としての希少価値は無いに等しいと思いますが、実際に手に取れるだけでもうれしくなってしまいました。
はい、肖像画の人物は板垣退助と岩倉具視ですね。皆様も歴史の授業で習ったでしょうし、幕末物のドラマや映画でもよく出演されています。って、肖像画の下に名前がふってあるから、このあたりは、すぐにわかると思うんですが、ここからがクイズです。果たしてこのお札に印刷されている人は誰でしょう???
戦前に流通したお金で「兌換銀券(だかんぎんけん)」と記載されています。『こち亀』では「レオナルドダヴィンチみたいなおっさん」と両さんに言われていました。
いきなり難易度が上がります。私はすでにこの時点で、わかりませんでした。発行された時代は1943年、日本が世界中と戦争を繰り広げて非常に厳しい時代に印刷されたものです。
そして究極がこれです。紙幣の状態が悪いせいだっていうのもあるんですが、「誰だこのスキンヘッドのオッサンは?」と思ってしまいました。こ~んに~ちは~!
え~と、一応、正解を書きます。上から武内宿禰、菅原道真、そして二宮尊徳です。
二宮尊徳?
なんか、とてつもなくブラッシュアップしたというか……まずスキンヘッドとか言ってごめんなさい。本当はもっと悪い言葉で言いました。ツルッパゲって言っちゃいました。そうじゃないんですチョンマゲ時代の人だからこれでいいんです。
なおWikipediaによれば、お札の中央下部にある雄鶏の他、麦、稲、甘薯、蜜柑、玉蜀黍といった食べ物のデザインは、当時(1946年ごろ)の食糧難の時勢を反映した図柄であるといわれています。1年に数千トンもの食料が廃棄される現代にあっては想像できませんが、何となく夢をかきたてられるというか。額面以上に、なんか気持ちが温かくなってしまいます。これくらい豊かに食料を手に入れられるようになれればいいねっていう思いが込められた気がして。
あと、写真には撮っていませんが、戦時中の少額政府紙幣もたくさん残っていました。これが出回った理由は、私も容易に想像がつきます。何せお寺の鐘も公園の銅像も、何でもかんでも鉄砲の弾にするため供出されていた時代ですからね。お金に使う金属も、当然ながら……ね。
というわけで、古銭そのものに希少価値がないにしても、「こんなお金があったんだ」とか、そのお金が流通していた時代のこととか、知識と空想をたくさん膨らませながら歴史のロマンを感じました。そして、世界平和は私一人の力ですぐに実現できないにしても、食べ物を大切にすることは今日からでもできるかなって思いました。
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