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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
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 これはあくまで私見ですが(言い訳完了)、目的地は同じわけじゃないですか。誰がどんなスタイルで書いているにせよ、目的地が同じなんですから。どのようなルートをたどったって富士山は3776mだし、チョモランマ(エベレスト)は8849mあるわけですから。どれほど簡単そうなタイトルだったとしても、最終的に覚えなくちゃいけないことは同じだし、それだけの内容があると信じているのです(前後編とかっていう風に分かれているのならともかく)。
 
 そうなれば、あとは自分のモチベーションが頂上まで維持できるかどうか。それしかないじゃないですか。
 
 いわゆる「萌え」的なイラストがふんだんに盛り込まれている参考書が「良い」と思ったのなら、それが最良でしょう。逆にそんな「萌え」的な要素どころか「初心者」という言葉さえ一切なく、むしろ「MIT(マサチューセッツ工科大学)の教科書として採用!」というキャッチコピーのもと、ガッチガチにアカデミックな内容の方が「やる気を掻き立てられる!」と心が燃え燃えするのなら、それもいいでしょう。MITの人が日本の国家試験の勉強をすることはたぶんないと思いますが。


 ちなみに私がITパスポート試験のさい、本屋さんで何冊かの参考書を手にとって、最終的に「これにしよう」と思って決めたのは、コレでした。

 

 メインはユーキャンの通信講座のテキストだったのですが、この参考書はとても役に立ちました。私は文系で非IT系のカテゴリにいる人間ですが、そんな私でも(数十時間ガッチリ取り組むことで)、実際の試験でも満足のいく結果を出すことができました。栢木先生ばんざーい!

 それじゃあ今回も栢木先生の本にしたのかといえば、そうではありません。今回チョイスしたのはコレでした。



 ……なんでかといえば、今回は「この本屋さんで買おう!」という変なコダワリがあったから。すなわち十和田市内にある『町の本屋さん』。別にTSUTAYAで買おうと何であろうと金額的には同じなんですが、お世話になったこの街を離れることが決まった今、ちょっぴりでも思い出を作ろうと思って、そういうコダワリを決めたのです。そして、ここで唯一売っていたテキストがコレだったのです。

 
 そんな理由で買ったこのテキストで、果たして大丈夫なのか?……店頭でサラッと立ち読みしたところでは、ううん、「何とかなりそうかな」という気がしています。

 少なくとも、立ち読みした中で、これまで少しアヤフヤだった「国際単位系の接頭語」が、カチッと整理できたのです。メガとかギガとかテラとかっていうのは、それぞれ10の6乗で9乗で12乗で……つまり3つ数字を足せばいいんだ……つまり0を3つ増やせば……とかって、バラバラになっていた知識が一つの体系としてつながったのです。

 それに、この本を書いた矢沢久雄さん。今この記事を書きながら「ん? どこかで聞いたような……」と思って調べたら、ああ、私はすでに読んでいるじゃないですか。

 

 これまたブックオフで買ったものですから、私が読んだのは2001年に刊行された第1版であり、まだフロッピーディスクというものが当たり前に使われていた時代の古典的アレなんですが、それでも最後まで面白く読み通すことができました。だからきっと大丈夫だと思うのです。


 Amazonのブックレビューを読めば、誰のどんな本だろうと最高評価を付けている人と最低評価を付けている人が同居していて、結局なんなのかわからなくなってしまうバカな私は、やはり自分の感じたことを信じます。とにかく買っちゃったんだから、これでやるしかありません。できるかどうかわからないけど、やらないことにはできませんからね。頑張りますよ。

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