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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは

 ペンネーム「てんでだめ夫」

 いぬがみです(上記のアレはNACS GOTTA ME!のリスナーさんです)。


 棋士の藤井聡太三冠が、「電車で移動しているとき、自分のバッグを電車の中に置き忘れてきてしまった」というエピソードを語っていた……のを、テレビで見た記憶があります。

 「わかる、わかる」と思いました。

 私もしょっちゅう、そういうことを、するからです。

 おとといは幸楽苑に行って、足元にバッグを置いたまま店を出て、店員さんに呼び止められました。

 昨日はスーパーで買い物をして、作荷台にポイントカードを置き忘れ、お店から電話をもらいました。

 銭湯に行ってタオルやシャンプーが入ったカゴを置き忘れたこともありました。

 一番ひどかったのは、実家に帰省した時に150キロ離れた職場の寮のカギを置き忘れてしまい、午前2時に弟者に届けてもらったこともあります。


 そういうことを何度も繰り返す私。気を付けても気を付けても繰り返してしまう私。

 バカなのかな。発達障害だからなのかな。自閉スペクトラム症だからなのかな。何度も同じ失敗をしてしまう自分がダメなのかな。死ねばいいのかな。死んだほうがいいのかな。……

 そうやって苦しい思いを、いっぱいしてきました。

 でも最近は、それがちょっとだけ、変わってきたんですよね。

 「ま、しょうがねえよな」
 「そういうものだよな。おれってやつはよう」
 「どうしようもねえ、これで生きていくしかねえんだ」


 ……まあ、麻雀マンガ『天 天和通りの快男児』の影響も、あるかもしれません(のちにそのことを書くかもしれないので、忘れないようメモしておきます)。

 でも……ね。

 タイトルにもある「そういうものだ」から始めるっていうのは、自分で導き出した理屈です。そして、自分にしか適用できないスキルです。


 少し前にNHKニュース9で、12歳の女の子が学校でいじめを受けて自殺したという話を聞きました。親御さんや親しい間柄の人たちにとってみれば、無念極まりないことでしょう。まったく見ず知らずの私でさえ、そう思いました。

 私も12歳のころを振り返ると、決して、楽しい時間ばかりじゃなかったですから。


 果たしてこの文章をどれほどの人が見るかわかりませんが。しかしインターネット上で公開するということは全世界パブリックに向けて公開するということですから。メッセージインザボトル、それはポリスだ、懐かしいな――ともかく、書きます。少しくビールを飲んで酔っ払っちゃったし、シッチャカメッチャカに40年も生きてきたから、ナントカの恥はかき捨てとばかりに書きます。


 本当に、私はよく生きてきた、と思います。

 それはたぶん、ADHDだとかASDだとかって専門用語で言われるような――シンプルに言えば「ヘンテコな」人間だからだろうな、って思います。実際、一番ひどいイジメ? を受けていた中学時代のことを思い出してみると……すごく苦しいのですが、

 「今ここで自殺したら、自分はツマラナイ普通の人間だ」

 そんな片意地があったから自分は生き延びることができた。そう思います。それはたまたまウチの兄者が筋肉少女帯とか人間椅子とか戸川純といった特殊音楽を好み、そういう音楽を聴いて育ったという特殊環境も、あると思うのですが。……でも、25年くらい経った2021年現在でも、(何度もギリギリ「死んでしまおう」というところまで行ったことがありますが)生きているのは、やっぱり、そういうことなのかなって。

 そんなきわめて偏屈な、きわめて特殊な事例(=私のこれまでの人生)をもって「自殺しちゃダメ」とは軽々しく言えません。……理屈ではそう思っていても、気持ちとして、言わせていただきます。

 
 良いって言われても悪いって言われても、生きてればいいんですよ。

 どれほど精神的につらくても、自分で物理的なことを実行しなければ、人間そうそう死にませんし、死ねませんから。

 死ねないうちは生きるしかない。

 そして、生きていれば、いいことがあるかもしれない。……いいことがある保証はしませんけれど、逆に「いいことなんて、あるわけない」って保証も、誰にもできないですしね。


 というわけで今日は「水曜日のダウンタウン」を見ながら夜飯を食べて寝ます。良いことも悪いことも含めて、

 「明日があるさ」

 終わりで~す!(困ったときの三四郎オチ)。

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